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「米国同時多発テロ」で被災されたお客様システムの復旧体制について
現在当社は、被災されたお客様システムの復旧を支援するための体制を次のように手配しております。また、当社の米国内工場は通常どおり操業しております。
尚、米国における当社従業員は、全員無事と確認致しました。
- お客様システムの復旧支援体制について
- ニューヨーク市近辺の当社グループ会社事務所は、現在ほぼ通常通りに復旧しており、出向者を含むシステムエンジニア(SE)数十名が、お客様の支援を最優先に業務を進めております。
- お客様の復旧時に必要となると思われるパソコンを、まず数十台、当社のニューヨークの拠点で準備いたしました。お客様の状況に合わせて、適時サーバー、パソコン等の追加手配が可能な体制を準備しております。
- ニューヨーク市近郊の当社グループ企業のオフィススペースを、お客様の作業場所としてご利用頂いております。
- 被害者支援のための義援金
当社は今回の「同時多発テロ」事件で被害にあわれた方々に対してお見舞いを申し上げるとともに、被害者の方々の早期、通常生活復帰にお役立て頂きたいと考え、100万米ドルの義援金を拠出させていただきます。
- 当社の生産・物流体制について
- 米国内工場の稼働状況
米国内の富士通グループの3工場(*1)では、今回の事件による生産面への大きな影響はなく、通常通りの操業を行っております。
注 *1:
- カリフォルニア州アーバイン(構内交換機の開発・製造)
Fujitsu Business Communication Systems, Inc.
- テキサス州リチャードソン(光通信システムの開発・製造)
Fujitsu Network Communications, Inc.
- オレゴン州グレシャム(半導体部品の製造)
Fujitsu Microelectronics, Inc.
- 物流関連への影響と対策
海外向け貨物については、事件発生後の米国内空港の閉鎖、貨物の24時間留置などの措置により、一時的に滞っていましたが、現在は徐々に流れ始めておりますので、今後、大きな影響は出てこないと判断しています。
一部のお客様に数日の遅れなどでご迷惑をおかけしましたが、特別便の手配などの対策をすすめております。
日本国内の物流でも、貨物の検査が厳しくなったことで、一部製品の出荷に影響が出て一部のお客様にご迷惑をおかけしておりますが、遅延を最小限にとどめるよう対応しており、今後落ち着いていくものと判断しています。
以 上
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