128CPU搭載のUNIXサーバで世界一のトランザクション処理性能を実現
〜「PRIMEPOWER2000」と「SymfoWARE Server」の組み合わせ〜
当社は、このほど、128CPUを搭載したUNIXサーバ「PRIMEPOWER(プライムパワー)2000」とデータベース管理システム「SymfoWARE Server(シンフォウェアサーバ)」の組み合わせでトランザクション処理性能(TPC-C値 *)で、世界最高性能(455,818.20tpmC)を達成し、8月28日に登録されました。
当社は、これまでTPC-Cベンチマークテストで、エントリークラス(4CPU搭載機)から、ハイエンドクラス(48CPU搭載機)まで幅広いシステムにおいて世界トップクラスの性能を達成してまいりました。今回、128CPU構成のノン・クラスタ・サーバ・システムで世界最高性能を達成したことは、「PRIMEPOWER2000」と「SymfoWARE Server」の優れたスケーラビリティを実証するものであり、お客様のシステムの拡張に対して、従来にも増して柔軟にお応えすることを示しています。
このような高いスケーラビリティに加え、テラバイトを超える大規模なデータベースまでも24時間365日いつでもバックアップできる高度な運用性、国際セキュリティ基準(ISO15408)に準拠する高度なセキュリティなども既にご提供しており、99.999% (*1)の稼働率を実現するハードウェアの信頼性とともに、ますます拡大するお客様のブロ−ドバンド・インターネット・ビジネスを支えていきます。
- 【測定結果と環境】
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・ | スループット | : | 455,818.20tpmC |
・ | プライスパフォーマンス | : | $28.58/tpmC |
・ | トータルシステムコスト | : | $13,025,524 |
・ | データベース | : | SymfoWARE Server Enterprise Edition for VLM 3.0.1 |
・ | トランザクションモニタ | : | BEA Tuxedo 6.5 CFS |
・ | 基本ソフトウェア | : | Solaris 8 |
・ | システム名 | : | PRIMEPOWER2000 |
・ | プロセッサ | : | SPARC64GP 563MHz |
・ | プロセッサ数 | : | 128 |
・ | ディスク装置 | : | GR730 ほか |
・ | 規約版数 | : | TPC-C V5.0 |
・ | 測定内容(*TPC-C値) | : | TPC-Cベンチマークテストは、小売・流通業向けの受発注システムをモデル化したもので、5種類のトランザクション処理を定められた割合で処理し、その中の注文処理件数を測定したものです。本テストは、 コンピュータ性能の評価を実施する非営利団体である『TPC (Transaction Processing Performance Council) 』により定められ、ベンチマークテスト結果値の詳細は、TPCのホームページ(http://www.tpc.org/)に掲載されています。 |
【商標について】
- PRIMEPOWER、SymfoWAREは富士通の登録商標です。
- 社名および製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
- 【用語説明】
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- *1: 99.999%
- 1年間のシステムの停止時間が5分以内です。ハードウェアのRAS機能強化やクラスタシステムによる高速ホットスタンバイシステム、リモートメンテナンス機能により実現します。
- 【添付資料】
- 高性能、高信頼なシステムを構成する当社製品 [PDF:43KB]
以 上
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