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[ PRESS RELEASE ] 2001-0130
平成13年7月4日
富士通株式会社
ブロードバンド・インターネットを支える富士通No.026
プロダクト


ブロードバンド・インターネットの時代における企業情報システム構築に向けて

グローバルサーバ「GS8000シリーズ/PRIMEFORCE」のソフトウェアを強化

〜「Global System Software 21 V30」を販売 〜

Global System Software 21(グローバル システム ソフトウェア21) V30

当社は、グローバルサーバ「GS8000シリーズ/PRIMEFORCE」において、J2EE(*1) Connector Architecture、XML(*2)、サーブレット(*3)/JSP(*4)等によりインターネットやオープン技術に対応するソフトウェア(OS部を含む)を「Global System Software 21(グローバル システム ソフトウェア21) V30」として、本日より販売を開始いたします。
あわせて、グローバルサーバとIAサーバ(*5)/UNIXサーバを組み合わせて利用できるマルチサーバ「PRIMEFORCE」に最上位モデル「PRIMEFORCE 8050M」を追加します。また、「PRIMEFORCE」ではSolaris、WindowsNT/2000に加え、Linuxをサポートします。

企業の情報システムにとって、ブロードバンド・インターネットを利用したBtoB、BtoCへの迅速な対応が必須となっています。例えば、既存資産を活用した短期間での情報システムを構築し、安定的に連続したサービスを提供するために、当社は、高性能で高信頼なグローバルサーバ「GS8000シリーズ」を中核とし、UNIXサーバ「PRIMEPOWER」とIAサーバ「PRIMERGY」を融合した『マルチサーバ形態』での企業情報システムの構築を推奨しております。この『マルチサーバ形態』のシステムを一台で構築できるのがマルチサーバ「PRIMEFORCE」です。

今回、「Global System Software 21 V30」では、このようなマルチサーバ形態の企業情報システム構築において、グローバルサーバに求められる以下の3つの技術を強化いたしました。

(1)最新のインターネット・オープン技術への対応
J2EE Connector Architecture、サーブレット/JSPなどの最新のIT技術を採用し、既存のアプリケーションのインターネット対応を容易にします。

(2)マルチサーバ間の融合技術
Linux、XML、各種EAIツール連携等の最新技術を採用し、ビジネスの拡大に柔軟に対応します。

(3)高性能、高信頼システムの基盤技術
データベースを中心としたスケーラビリティの強化や、システム運用中のデータベース保守等の連続運転性を強化し、業務量増大、利用時間拡大に対応します。
当社は、今後ますます進展するブロードバンド・インターネットの時代における企業情報システムに求められるスケーラビリティやIPv6等の最新技術の導入などをはじめ、お客様のニーズに応えるべくグローバルサーバ「GS8000シリーズ/PRIMEFORCE」ハードウェアの機能強化を継続的に実施していきます。

【月額レンタル価格(税別)と出荷時期(一部)】

〔ソフトウェア〕
GS8000シリーズ用
OSIV/MSP Global System Software 21 V30 : 月額147万円より、平成13年7月末から
OSIV/XSP Global System Software 21 V30 : 月額26万円より、平成13年7月末から
PRIMEFORCE用
OSIV/MSP Global System Software 21
PRIMEFORCEエディション V30
: 月額197万円より、平成13年7月末から
OSIV/XSP Global System Software 21
PRIMEFORCEエディション V30
: 月額78万円より、平成13年7月末から

〔ハードウェア〕
PRIMEFORCE 8050M : 月額763万6千円より、平成13年7月末から

添付資料1 新ソフトウェアの商品情報と強化ポイント(PDFファイル : 74KB)
添付資料2 新ハードウェアの強化ポイントと仕様(PDFファイル : 14KB)

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【「Global System Software 21」について】
「Global System Software 21」はお客様のニーズに対応したOSとミドルウェアを組み合わせたソフトウェア体系で、OSIV/MSP・OSIV/XSP二つの基本ソフトウェアの系統があります。グローバルサーバGS8000シリーズのシステム基盤となる「基本部」、PRIMEFORCEのシステム基盤となる「PRIMEFORCEエディション」、さらに、インターネット対応、24時間連続運転、マルチサーバ対応など、上位のソリューション基盤となる8種類の上位パックを提供しています。

【GS8000シリーズ、PRIMEFORCEの概要】
グローバルサーバ「GS8000シリーズ」は、1974年から販売を開始した汎用コンピュータ(メインフレーム)「Mシリーズ」の後継機種として1995年から販売を開始しています。最新機種は、全て0.18μmの銅配線CMOSプロセッサを採用し、世界最高速レベルの性能を持つ超大型機「GS8900モデルグループ(シングルクラスタ17モデル、マルチクラスタ15モデル)」、大型機「GS8500モデルグループ(シングルクラスタ11モデル、マルチクラスタ7モデル)」、中型機「GS8500FXモデルグループ(シングルクラスタ4モデル)」の3モデルグループ54モデルをラインナップしています。
「PRIMEFORCE」は最新のグローバルサーバ「GS8000シリーズ」とUNIXサーバ「PRIMEPOWER」およびIAサーバ「PRIMERGY」を一体化したマルチサーバです。UNIXサーバ「PRIMEPOWER」およびIAサーバ「PRIMERGY」を合わせて最大8台まで搭載できます。
また、「PRIMEFORCE」とUNIXサーバ/IAサーバは、電源の連動や時刻を自動的に補正する機構により、マルチサーバが一体となった運用が可能です。「PRIMEFORCE」は、約7倍の性能レンジをカバーする全13モデルをラインナップし、マルチサーバ形態でインターネット技術に対応した企業情報システムの構築を実現します。

【用語説明】
(*1) J2EE(Java2 Enterprise Edition) :
米国Sun Microsystems,Inc.が提唱したJavaによる分散アプリケーション向けのコンポーネントアーキテクチャおよび規約であり、Java コンポーネント開発の標準仕様。
(*2) XML(eXtensible Markup Language) :
Web関連技術の標準化団体であるW3C(World Wide Web Consortium)において標準化された拡張可能なマーク付け言語であり、ブロードバンド時代の情報流通とIT統合の基盤技術のひとつ。
(*3) サーブレット :
サーバ上で動作するJAVAプログラム。
(*4) JSP(Java Server Pages) :
サーブレット技術を拡張し、簡易に動的なWebページの作成ができる技術。HTMLにJavaのコードを記述でき、サーバ上で実行される。
(*5) IAサーバ :
Intel Architectureサーバ。米国インテル社のプロセッサを採用したサーバ。

【商標について】
製品名等の固有名詞は、各社の登録商標または商標です。

以 上

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