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[ PRESS RELEASE ] 2001-0108
平成13年6月5日
富士通株式会社
ブロードバンド・インターネットを支える富士通No.018
サービスインフラ


大容量ストレージを容易にご利用頂ける
「ストレージユティリティサービス」の提供について

―24時間365日の運用ニーズを月額料金で―


当社は、最新ストレージ技術と長年培ってきた高度な運用技術を活かした「ストレージユティリティサービス」の提供を本日より開始致します。

近年、ビジネス分野におけるインターネットの本格的な活用やブロードバンド化による高速大容量転送時代を背景に、ストレージビジネスを取り巻く環境は大きく変化しております。特に電子政府、企業間取引、マルチメディアコンテンツの配信等データの大容量化が急激に進んでいます。
こういった環境の変化に伴い、ストレージシステムには大容量化とともに24時間365日運用、高度なセキュリティ等による高い信頼性が求められています。
一方、このようなシステムの実現には、大容量のストレージ機器の導入や維持に掛かる運用要員の負荷軽減も求められています。

本サービスは、大容量ストレージを電気・ガス・水道(ユティリティ)と同様に月額料金で提供するものです。
お客様は本サービスを利用することにより、高い信頼性の大容量ストレージを設備投資することなくご利用頂けます。さらに本サービスでは、システム構築時の調査・設計・導入及び運用時の監視・保守・拡張等の作業を当社が行うことにより、お客様のTCO(Total Cost of Ownership:IT資産の購入・維持、技術習得、人件費等を積算した総合的なコスト)を大きく削減することができます。
また、ストレージシステムは堅牢なストレージデータセンタに設置・運用し、24時間365日富士通監視センタにて異常の監視と対応を行います。(図1)
尚、本サービスの提供にあたっては、米国にてストレージユティリティサービスのパイオニアであるStorageNetworks社と技術的なパートナシップを結んでおります。
当社は今後も、お客様のストレージシステム環境を整えるサービスインフラの拡充を図ってまいります。

【商品と特長】
ストレージサービス
最新技術・ハードウェアによるSAN型(*1)、NAS型(*2)の大容量ストレージを提供
(ストレージ容量100GBより)
ストレージデータセンタでのストレージ設備の運用と専門技術者による維持・管理を実施
監視センタでの24時間365日運用監視を行い、トラブル発生時には1時間以内の問題解決を実施
高信頼設計に基づくハードウェア・運用技術と監視運用による99.99%の高可用性の提供
ストレージ契約容量に応じた月額料金払い方式(個別見積り)
オプションとして既存データの移行支援等を行なうサービスを提供

バックアップサービス
テープライブラリ装置による高速大容量バックアップ/復元を低価格で提供
(対象データ容量100GBより)
バックアップを月次に行なう"スタンダード"、日/週/月次に行なう"フル"の2つのバックアップパターンをご用意
スケジュールに応じたバックアップの実施、完了確認、媒体の管理等バックアップ作業を代行
バックアップ契約容量に応じた月額料金払い方式(個別見積り)
【販売開始】

平成13年6月5日より。サービス開始は平成13年7月より。

【販売目標】

ストレージユティリティサービスとして今後3年間で300TB(テラバイト:10の12乗)の販売を予定しています。
(300TBは、おおよそ120分映画90,000本分、新聞では90万年分の容量です。)
2003年度で年間150億円の売上を目指します。

ストレージユティリティサービスの実施形態 図1 ストレージユティリティサービスの実施形態
[クリックすると拡大表示されます]

【StorageNetworks社について】

StorageNetworks社はストレージユティリティサービス、ストレージ導入、移行コンサルティングサービスを専門とするSSP(Storage Service Provider)です。
200社以上の顧客を有し米国でトップのシェアを持つパイオニアです。
(CEO:Peter Bell 資本金:95.4万US$)

【用語説明】
*1
Storage Area Network。ファイバチャネルを用いてサーバとストレージを接続する形態。当社GR720,GR740他を使用。
*2
Network Attached Storage。LAN等ネットワークを用いてサーバとストレージを接続する形態。当社NR1000他を使用。

以 上

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