iモード対応HTMLからiアプリ(*1)ソースを自動生成する
iアプリ向け開発ツールのβ版を提供開始
富士通株式会社(以下、富士通、本社 : 東京都千代田区、代表取締役社長 : 秋草直之)と、 ターボリナックス ジャパン株式会社(以下、ターボリナックス、本社 : 東京都渋谷区、社長 : 小島國照)は、iモード対応HTMLからiアプリに対応可能なJavaソースを自動生成する開発ツールを共同で開発し、平成13年5月10日よりWindowsとLinuxに対応したβ版(無償評価バージョン)を ターボリナックスのホームページより提供開始いたします。
現在、Java搭載iモード携帯電話機は、小型で低価格、目的に合ったアプリケーションのダウンロードが可能、という点から、ビジネス向けモバイル端末としての活用が期待されています。しかしながら、iアプリの開発には、Javaプログラムを作成する必要があり、プログラマの不足などが原因で、開発には高いコストを必要としました。
そこで両社は、高度なJavaの知識がなくてもiアプリが開発でき、低コスト・短期間での開発が可能となるツールを共同で企画・開発しております。
今回のβ版(無償評価バージョン)の提供によって幅広くお客様のニーズを収集した後、富士通からは、Java統合開発環境「INTERSTAGE APWORKS(インターステージ エーピーワークス)」の次期バージョン(2001年第3四半期に出荷予定)に本ツールを搭載して製品化する予定です。
また、ターボリナックスからは、本ツールを「i-Generator」(アイ・ジェネレータ)として製品化する予定です。
今後、富士通では、「INTERSTAGE」の、アプリケーション実行基盤『Application Server(アプリケーションサーバ)』、ビジネスポータル基盤『Portal Server(ポータルサーバ)』およびネットワーク運用基盤『Network Access Server(ネットワークアクセスサーバ)』により、お客様にモバイルソリューションをご提供して参ります。
- 【公開サイト】
- β版は、以下のサイトよりダウンロードできます。
http://www.turbolinux.co.jp/
- 【公開時期】
- 平成13年5月10日より

- 【動作環境】
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推奨OS | : | Windows98、Windows2000、Linux |
必須ソフトウェア | : | Java 2 SDK Standard Edition 1.3.0以降 |
【主な提供機能】
- iモード対応HTML Ver.2.0(CHTML)ファイルを、iアプリ用Javaソースに自動変換。
- 自動生成では出力されない機能(サーバ通信等)はサンプルソースをベースとした活用手順を添付。
- 元ソースとなるHTMLファイルの指定、Javaファイル名/メインクラス名、対応機種選択などはウィザード形式のビジュアルな操作が可能。
- 生成したiアプリソース対応の推奨端末機種 デジタルムーバ F503i、P503i、N503i
【用語説明】
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- *1 : iアプリ
- Java言語で記述されたiモード携帯電話向けアプリケーション。
【商標について】
- 記載された会社名および製品名などは該当する各社の商標または登録商標です。
以 上

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