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[ PRESS RELEASE ] |
平成13年5月16日 富士通株式会社 ゼネラル・エレクトリック・カンパニー |
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富士通とGEメディカルシステム、医療情報システムの分野で提携― 診療画像統合ソリューションの開発を推進 ―富士通株式会社(本社:東京都千代田区丸の内 社長:秋草直之 以下富士通)とゼネラル・エレクトリック・カンパニー(本社:米国コネチカット州フェアフィールド、社長:ジェフリー・R・イメルト 以下GE)の医療機器部門であるGEメディカルシステム(事業本部:米国ウィスコンシン州ワーカシャ 社長ジョセフ・M・ホーガン 以下GEメディカル)は、日本国内での医療情報システムの分野で提携することで基本合意に達しました。 今回の提携は、世界でもトップクラスのITソリューションプロバイダーであり、日本における医療情報システムのトップである富士通と、医療用画像診断装置および画像保管管理システム(PACS:Picture Archiving and Communication System)(*1)の世界的リーダーであるGEメディカルが、お客様のニーズに合わせた診療画像統合ソリューションを、全国の病院やその他の医療機関に提供してゆくためのものです。 今回の提携により提供が可能となる診療画像統合ソリューションとは、画像保管管理システム(PACS)と、それに関連する放射線情報システム(RIS: Radiology Information System)(*2)などの病院内の情報管理システムを核として、これらを統合したシステムを実現するものです。 また両社は、医療情報システムにおける、この他のソリューションについても幅広く提携していくために、今後も協議を重ねてまいります。 従来、医療情報システムは、診察予約や会計処理などを管理する病院情報システム(HIS:Hospital Information System)(*3)やRIS、およびCT(*4)、MRI(*5)、超音波画像診断装置等の検査装置で撮影した画像の保管管理システム(PACS)が、機器同士のインタフェースが統一されていないなどの理由であまり統合化されていませんでした。
一方、1999年に厚生省(現厚生労働省)が診療情報保存の電子化を認可したことに伴い、検査画像情報や診療情報と会計情報などの各種の情報をIT(情報技術)により統合した電子カルテシステムに代表される医療情報システムを構築したいとの要求が高まりつつあります。 そこで、HISのリーダーである富士通とPACSのリーダーであるGEメディカルは、両社の強みである商品群や製品技術を用いて、お客様のニーズにあわせた統合システムを構築することによって、発展する医療情報システム市場にいち早く対応すべく、今回の提携にいたりました。 両社は、ブロードバンド時代を迎え、人々の生活をITによって豊かにするための、e-Japan構想の重点テーマのひとつである医療情報システムにおいて、幅広く提携していくために、今後も協議を重ね、全国の病院や診療所などの医療機関に対し、より優れたシステム製品とトータル・サービスを提供してまいります。 【用語解説】
以 上 【会社概要】 富士通株式会社 富士通はインターネットにフォーカスしたITソリューションを世界に提供するリーディング・カンパニーです。その最先端テクノロジーと情報および通信分野のトップクラスの製品と、世界各国のシステム/サービスのスペシャリスト集団があいまって、インターネットの無限の可能性を引き出し、お客様の成功の良きパートナーになることを目指します。
本社は東京(TSE:6702)、2000年度の連結売上は、5兆4800億円。 ゼネラル・エレクトリック・カンパニー ゼネラル・エレクトリック・カンパニー(GE)は、米国コネティカット州フェアフィールドに本社を持ち、航空機エンジン、電力システム、プラスチックス、メディカルシステム、ライティング、家電、産業システム、キャピタルサービス、輸送機器システム、NBCなどの事業を世界100カ国以上で展開、26ヶ国に約270の製造拠点を有する。社員数、約313,000名、年間売上は約1,299億USドルです。取締役会長兼CEO、ジョン・F・ウェルチ・ジュニア、社長兼次期会長 ジェフリー・R・イメルト。
日本においてもGEは、1886年以来100年以上にわたって事業を展開し、現在、40以上のオペレーションや合弁事業を行なっております。年間売上約1兆円、17,000名を超える社員を有しています。 GEメディカルシステム GEメディカルシステム(GEMS, 本社米国ウィスコンシン)は、医療用画像診断装置・保管システム、生体情報モニタの製造、販売、サービス分野で世界をリードする事業部門であり、社員数約20,000名、年間売上は、約72億USドルです。日本国内にはGE横河メディカルシステム株式会社および日本GEマルケットメディカルシステム株式会社の2子会社を有しています。年間売上は、それぞれ約1,178億円(99年4月〜2000年3月)と約123億円(2000年1月〜12月)であり、従業員数は2001年4月1日現在、それぞれ1、573名と350名です。
また、米国には、同じくウィスコンシンに本拠地を置くGEメディカルシステム・インフォーメーション・テクノロジーズ(GEMS IT)があり、循環器機器・生体情報モニタ・診療情報管理システム・コンサルティング・サービスなどの分野において世界をリードしています。年間売上約10億USドル、従業員約3,400名です。 |
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