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[ PRESS RELEASE ] |
2001-0079 平成13年5月14日 富士通株式会社 |
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企業間電子商取引の標準仕様ebXMLを用いた相互接続実験に成功当社は、ebXML Initiative(*1)が策定を進めていた企業間電子商取引に関する標準仕様(*2)を用い、複数の異なったシステム間で、商品データの閲覧や商品購入手続き等のデータ処理が行えることを確認し、企業間電子商取引における異機種間の相互接続実験に成功いたしました。
この相互接続実験のデモンストレーションは、5月9日にオーストリア ウイーンにて行なわれたebXML Initiative会議において実施されたもので、ebXML Initiativeの電子商取引に関する仕様に準拠した製品であれば、商品の購入手続き処理を初めとする、電子的な商取引データが相互に交換できます。RosettaNet(*3)においても、ebXMLの標準プロトコルであるebXMLメッセージサービスをサポートする予定です。 インターネットによる企業間電子商取引が普及しつつあり、様々な企業が自由に企業間取引を行うグローバルな相互接続環境が求められています。この実現のため、ebXML Initiativeでは、XML技術を基に、契約から取引までを含む企業間電子商取引に関する標準仕様の策定活動を行ってきました。
一方、当社は、XMLがインターネットにおけるデータ交換技術の核になるものと考え、いち早くXML技術の研究開発に取り組んで参りました。そして、本年4月1日付で、XMLに関連するビジネスや標準化を推進強化するための組織「Project-A XML」を設立し、XMLビジネスや各種標準化に積極的に取り組んでおります。 相互接続実験のデモンストレーションでは、当社を含む30のベンダーおよび団体(*4)が参加し、XMLデータを交換するための標準プロトコルであるSOAP(Simple Object Access Protocol)(*5)を拡張したebXMLメッセージサービス(*6)を用いた他社システムとの相互接続を行いました。
この中で当社は、商取引に関する諸手続き(ビジネスプロセス)をUMLに準拠して定義し、ebXMLが規定するXML形式で、このビジネスプロセス定義を出力するツールのデモンストレーションを行いました。また、当社提案に基づく信頼性の高い非同期メッセージ通信を実現するReliable Messaging仕様(*7)についても、デモンストレーションを行いました。 当社はebXMLが全世界共通の企業間電子商取引を実現するものと期待しており、当社ソフトウェアプラットフォーム「INTERSTAGE(インターステージ)」(*8)の電子商取引機能の充実に向けて、ebXMLに積極的に取り組んでまいります。 【用語説明】
以 上 |
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