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[ PRESS RELEASE ] 平成13年4月4日
富士通株式会社
グロービアインターナショナル株式会社

グローバルなBtoB e-コマースを実現するglovia.eを販売開始

〜基幹業務系システムと連携した企業間電子商取引システムを短期間で構築〜

富士通株式会社(社長:秋草直之、本社:東京都千代田区)は、国内第3位の売上シェアを持つインターネットビジネスアプリケーション「GLOVIA」シリーズに、企業自らが各種の取引先とのe-コマース(電子商取引)を実現するためのアプリケーション「glovia.e(グロービア ドット イー)」を新たに追加し、4月5日より販売開始いたします。
本製品は富士通の100%出資子会社である米国のグロービアインターナショナル社(社長:マット・オマリー、本社:ロサンゼルス)が開発したもので、同社の日本法人グロービアインターナショナル株式会社(社長:林暁、本社:東京都港区)を通じても販売いたします。

今回販売するglovia.eは、e-コマースを実現するためのアプリケーションであり、既存の基幹業務システムとの連携を前提に開発されています。したがって、本製品を導入することにより、自社の既存の基幹業務システムや既存取引先との関係といった現行ビジネスの基盤と緊密に連携しつつ、e-コマースを活用した業務システムへの移行が、短期間に低コストで可能になります。

インターネット時代を迎え、複数企業間での情報共有、企業活動全体のインターネット上での展開が容易となり、事業収益・競争力の拡大、企業価値の増大を成功させる手段として、企業間取引を電子的に行うe-コマースが注目されています。中でも、各企業が、既存取引先との取引を電子化し、取引コストの削減、短納期化による顧客満足度向上といった目的のために、まずはプライベートなe-コマース(*1)を導入し、インターネットビジネスモデルの構築を進めようとしています。
こういったe-コマースシステムを実現するためには、自社の既存の基幹業務システムとの整合性を確保することや既存取引先との信頼関係の維持が重要です。

glovia.eは、基幹業務システムと連携することを前提として開発されているので、レガシーシステムやERPシステム(今回はglovia.com(*2)のみ対応)とのインタフェースを標準で用意しています。したがって、e-コマースを導入するために既存システムを改造する費用や、お客様及び調達先との取引形態の変更によるビジネスの変化を危惧することなく、e-コマースを実現することが可能です。たとえば、すでに米国でglovia.comを使用中のお客様は、glovia.eの一部の販売モジュールを活用して、約1週間〜3ケ月という短期間でe-コマースシステムを構築し、運用を開始しています。

また、glovia.eは多国語(20ヶ国語)にも対応しており、グローバルな取引が可能です。

今回提供するコンポーネントは、注文入力や見積り等のオーダ処理を電子化する販売系のコンポーネントで、BtoCに比べ複雑で多岐に渡る販売業務の効率化を図ることが可能です。今後、調達系コンポーネント等を提供していく予定です。

【製品概要】

  • eOrder/注文機能
    発注オーダ処理や発注管理を合理化します。
    • お客様は、リアルタイムで製品情報、在庫情報などを参照することができます。
    • お客様は、24時間365日、ブラウザのみで見積から注文までの取引が可能です。
    • 見積からオーダへの自動変換が可能です。
  • eQuote/見積機能
    見積業務を効率化します。
    • 見積の全履歴を容易に管理することができます。
    • 過去の見積に基づいて新しい見積の作成が可能です。
  • eStatus/オーダ状況確認機能
    • お客様は、インターネット経由でいつでも発注オーダの状況を確認できます。

【販売価格】
システム価格は商品構成単位によって異なりますが、最低価格は600万円からです。

【出荷時期】
4月末より出荷開始

【売上目標】
日本国内において、今後2年間で100サイトを売上目標としています。

【特長】

  1. 既存のERP・レガシー連携を実現
    既存のERP・レガシーシステムとの連携システムが容易に構築でき、短期間に企業間取引システムを実現することができます。

  2. glovia.eと基幹業務システムとのシームレスな連携を実現
    glovia.comを用いることによって、glovia.eは、基幹業務系システムとのインタフェースを意識することなくシームレスな連携が可能です。今後glovia.com以外のERPとも連携を予定しています。

  3. 短期間構築
    glovia.comの利用により、glovia.eとバックオフィスのインタフェースを開発せずに企業間取引システムを構築できるため、導入期間を短縮することができます。また、商取引に伴う基本的なビジネスロジックがパッケージ化されているため、短期間で本格稼動が可能です。たとえば、米国ですでに販売中のglovia.eの一部のコンポーネントを選択した企業の多くは、1週間〜3ケ月間で導入を完了しています。

  4. グローバル対応
    グローバルな取引を可能とするため、多言語に対応(20カ国語)しています。言語選択はWebブラウザ上で行うことが可能です。また、glovia.comを用いると、各国通貨への対応も可能になります。

【製品構成】
glovia.e製品構成
[クリックすると拡大表示されます]

【商標について】
GLOVIAは富士通株式会社の商標です

【注釈】
*1 プライベートe-コマース
ある特定企業が自社の部品調達等を行うために、自社と取引関係にある企業との商取引だけに限定して、電子的な商取引を行うための仕組み。
*2 glovia.com(グロービア ドット コム)
グロービアインターナショナル社が開発した製造業に特化したインターネット対応型ERPパッケージ(富士通からすでに提供中)。
グロービア社が保有するビジネスプラクティスに、「世界をリードする日本の製造手法はグローバルに適用できる」という考えから、日本固有の生産管理システムを業界で初めて標準的に組み込んでおり、すでに全世界で880サイトの実績があります。

【グロービアインターナショナル社概要】

  • 米国グロービアインターナショナル社は富士通の100%子会社で、30年以上の間、製造業のお客様をサポートした経験・ノウハウをベースに、これまでGLOVIAの一つであるglovia.comの開発・販売をしてきましたが、今後は、BtoBのe-コマースソリューションを提供するプロバイダとして事業を拡大していきます。
  • グロービアインターナショナル株式会社は米国グロービアインターナショナル社の100%子会社で、主に富士通のglovia.com、glovia.eの販売支援、教育を提供しています。

以 上

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製品紹介ホームページ http://glovia.fujitsu.com/
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