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[ PRESS RELEASE ] |
2001-0072 平成13年4月24日 富士通株式会社 |
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バイオ・計算化学分野のソリューションを強化〜代謝・阻害剤情報データベースソフトなど3製品を一括サポート〜
当社は、バイオ・計算化学分野のソリューション強化を行うため、呉羽化学工業株式会社(社長:天野 宏)殿から、同分野のソフトウェアの技術資産を取得いたしました。これにより、代謝・阻害剤情報データベースソフトウェア「BioFrontier(バイオフロンティア)」(*1)および、これまでライセンス販売していた化学構造式情報処理ライブラリ「ChemLib(ケムリブ)」(*2)と化学構造式/反応式作画ソフトウェア「ChemFrontier(ケムフロンティア)」(*3)の3製品を当社の製品としてラインアップに追加し、一貫したサポートを継続して参ります。 これまで当社は、ITを適用した遺伝子情報解析などのバイオインフォマティクス分野に注力しており、1999年11月には専門組織として、ライフサイエンス推進室を開設しました。そこでは、ゲノム創薬やテーラーメード医療などポストゲノム時代におけるバイオ研究を情報技術により支援することをめざしております。 その一環として、当社では、コンピュータケミストリシステム(CCS)(*4)分野において、パソコンで手軽に分子軌道計算が行える「WinMOPAC(ウィンモパック)」、分子動力学計算ソフト「WinMASPHYC( ウィンマスフィック )」、巨大分子の分子軌道計算を可能とした「MOPAC(モパック)2000」、化学実験研究者向け分子モデリングソフトウェア「CAChe(キャッシュ)」などを開発し、販売を行っております。
今回の技術資産の取得によって、これらの製品に加え、代謝・阻害剤情報データベースソフトウェア「BioFrontier」と、従来ライセンス販売を行っていた化学構造式情報処理ライブラリ「ChemLib」と化学構造式/反応式作画ソフトウェア「ChemFrontier」を当社製品のラインアップに加え、さらにその改良、バージョンアップなどを行い、バイオ・計算化学分野のソリューションの強化を図ります。 また、今回の技術資産の取得につきましては、これまで、呉羽化学工業殿と当社が、CCS分野におけるソフトウェアの共同開発や開発したソフトウェアのライセンス販売などの事業提携を行っていたという経緯に基づいて実現したもので、互いに得意なビジネス分野に集中し、それをさらに強化するために行われたものです。これにより当社は、バイオ・化学分野における新たなソリューションの提供を行い、当該分野におけるビジネスを加速していく予定です。 【用語説明】
以 上
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