ビルオートメーションシステム「Futuric/SX」新発売

ヘルプ

ホーム > プレスリリース > 記事

お問い合わせ先 | 製品情報 |


[ PRESS RELEASE ]	2000-0302 平成12年12月21日富士通株式会社
当社従来比85％の低価格を実現ビルオートメーションシステム「Futuric/SX」新発売
当社はこのほど、オープンネットワーク^(1)に対応することで、従来比85％の低価格を実現したビルオートメーション（BA）システム^(2)「Futuric/SX（フューチャーリック/SX）」を開発し、12月21日より発売を開始いたします。なお、本製品では、BAシステムとしては国内初となるマルチメディア監視機能の提供も予定しています。近年BA分野では、世界的なライトサイジングやマルチベンダ化の動きの中で、BAネットワークのオープン化が活発化しています。欧米では、BAの基幹系LANのオープンプロトコルとして、米国冷暖房空調工学会（ASHRAE）がBACnet^(3)を制定しています。また支線系LANでは、米国エシェロン社のLonWorks^(4)がデファクトスタンダードのプロトコルとして急速に普及しています。日本国内でも、欧米の動きを受けた電気設備学会が、2000年7月に、BACnetの国内規格であるIEIEJ/pを発表したことをきっかけとして、大型BA分野を中心にオープンネットワーク対応BAシステムの開発競争が激化しています。オープンネットワークに対応している本製品は、基幹LANはIEIEJ/pに準拠しており、支線系LANは当社独自プロトコルLANのほかLonWorksも採用できるため、ビル管理に必要な空調サブシステムや防災サブシステムなどの多様なシステムとの連携をスムーズに行うことができます。さらに本製品は、デジタル画像や音声によるマルチメディア監視機能を追加して提供する予定です。この機能により、従来はBAシステムと別に構築する必要のあった画像監視システムをBAシステムに統合できます。当社は、本製品の提供により、画像や音声といったマルチメディアによる防犯監視および設備保全監視を、BAシステムによって提供する新しいソリューションを提案してまいります。【価格及び出荷時期】 4,000万円（管理点数500点モデル、Futuric/SX10）より平成13年4月より出荷開始【販売目標】 100セット／年【システムの特徴】・規模に応じたラインナップの提供ビル規模に応じて、500点から最大3万点まで監視できる以下の3タイプを製品提供します。 Futuric/SX10 (500点～2,000点)、Futuric/SX30(2,000点～6,000点) Futuric/SX100(6,000点～30,000点) ・オープンプロトコル採用の複合機能型BA BACnetやLonWorksなど、それぞれのフィールドに最適なオープンプロトコルを採用しています。設備監視制御機能を基本として、ファシリィティマネジメントやビルインフォメーション機能を有機的に統合化したシステムです。・フレキシブルなシステム構成監視モニタとページプリンタ、HIM（ヒューマンインタフェース・モジュール）、ICT（インテリジェント・コントローラ）を各1台づつの、シンプルな構成から、ファシリティマネジメント、ビルインフォメーションサービスまでを含めたフルサービスの大規模構成まで、ニーズに合わせたフレキシブルなシステム構築が可能です。・豊富なFM（ファシリティマネジメント）プログラムを用意 CAD図面などデジタルコンテンツの電子ドキュメント管理や環境マネジメント支援を始め、保守スケジュール管理やエネルギー解析といった、コストコントロールおよび品質コントロールに必要不可欠である豊富なFMプログラムを用意しています。・マルチメディア監視機能の提供カメラと集音マイクにより入力した画像、音声データをMPEG方式で圧縮しネットワ－クに乗せることで、BAのセンタシステムと同一プラットフォーム上での画像、音声による、防犯監視、設備保全監視を実現します。具体的には、設備監視用のモニタ上で防犯監視画像を見ることや、現場設備のトラブル発生時や修理作業時に、中央監視室にいるオペレータが、ライブ中継映像を通じ、作業の進捗状況確認や作業員への作業指示をすることが可能になります。 BAシステムの構成図 [クリックすると拡大表示されます] 【語句説明】 1 オープンネットワーク： BACnetなどのオープンプロトコルに対応したネットワーク。 2 ビルオートメーション（BA）システム：ビルの電力、照明、空調、防災などの設備を統合監視するシステム。 3 BACnet： A Data Communication Protocol for Building Automation and Control Networks 4 LonWorks： Local Operating Networks さまざまな種類の制御系機器の相互接続を目的に、米国エシェロン社が開発したオープンネットワーク技術。【商標について】 BACnetは米国冷暖房空調工学会の登録商標です。 LonWorksは米国Echelon社の登録商標です。その他記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。以上

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。

ホーム | プレスリリース | 製品・サービス | 総合索引 | ダウンロード |

本サーバ上のコンテンツ(情報・資料・画像・音声等)の無断転載を禁止します。(著作権とリンクについての説明)

All Rights Reserved, Copyright(C) FUJITSU LIMITED 1995-2000


[ PRESS RELEASE ]	2000-0302 平成12年12月21日富士通株式会社
当社従来比85％の低価格を実現ビルオートメーションシステム「Futuric/SX」新発売
当社はこのほど、オープンネットワーク^(1)に対応することで、従来比85％の低価格を実現したビルオートメーション（BA）システム^(2)「Futuric/SX（フューチャーリック/SX）」を開発し、12月21日より発売を開始いたします。なお、本製品では、BAシステムとしては国内初となるマルチメディア監視機能の提供も予定しています。近年BA分野では、世界的なライトサイジングやマルチベンダ化の動きの中で、BAネットワークのオープン化が活発化しています。欧米では、BAの基幹系LANのオープンプロトコルとして、米国冷暖房空調工学会（ASHRAE）がBACnet^(3)を制定しています。また支線系LANでは、米国エシェロン社のLonWorks^(4)がデファクトスタンダードのプロトコルとして急速に普及しています。日本国内でも、欧米の動きを受けた電気設備学会が、2000年7月に、BACnetの国内規格であるIEIEJ/pを発表したことをきっかけとして、大型BA分野を中心にオープンネットワーク対応BAシステムの開発競争が激化しています。オープンネットワークに対応している本製品は、基幹LANはIEIEJ/pに準拠しており、支線系LANは当社独自プロトコルLANのほかLonWorksも採用できるため、ビル管理に必要な空調サブシステムや防災サブシステムなどの多様なシステムとの連携をスムーズに行うことができます。さらに本製品は、デジタル画像や音声によるマルチメディア監視機能を追加して提供する予定です。この機能により、従来はBAシステムと別に構築する必要のあった画像監視システムをBAシステムに統合できます。当社は、本製品の提供により、画像や音声といったマルチメディアによる防犯監視および設備保全監視を、BAシステムによって提供する新しいソリューションを提案してまいります。【価格及び出荷時期】 4,000万円（管理点数500点モデル、Futuric/SX10）より平成13年4月より出荷開始【販売目標】 100セット／年【システムの特徴】・規模に応じたラインナップの提供ビル規模に応じて、500点から最大3万点まで監視できる以下の3タイプを製品提供します。 Futuric/SX10 (500点～2,000点)、Futuric/SX30(2,000点～6,000点) Futuric/SX100(6,000点～30,000点) ・オープンプロトコル採用の複合機能型BA BACnetやLonWorksなど、それぞれのフィールドに最適なオープンプロトコルを採用しています。設備監視制御機能を基本として、ファシリィティマネジメントやビルインフォメーション機能を有機的に統合化したシステムです。・フレキシブルなシステム構成監視モニタとページプリンタ、HIM（ヒューマンインタフェース・モジュール）、ICT（インテリジェント・コントローラ）を各1台づつの、シンプルな構成から、ファシリティマネジメント、ビルインフォメーションサービスまでを含めたフルサービスの大規模構成まで、ニーズに合わせたフレキシブルなシステム構築が可能です。・豊富なFM（ファシリティマネジメント）プログラムを用意 CAD図面などデジタルコンテンツの電子ドキュメント管理や環境マネジメント支援を始め、保守スケジュール管理やエネルギー解析といった、コストコントロールおよび品質コントロールに必要不可欠である豊富なFMプログラムを用意しています。・マルチメディア監視機能の提供カメラと集音マイクにより入力した画像、音声データをMPEG方式で圧縮しネットワ－クに乗せることで、BAのセンタシステムと同一プラットフォーム上での画像、音声による、防犯監視、設備保全監視を実現します。具体的には、設備監視用のモニタ上で防犯監視画像を見ることや、現場設備のトラブル発生時や修理作業時に、中央監視室にいるオペレータが、ライブ中継映像を通じ、作業の進捗状況確認や作業員への作業指示をすることが可能になります。 BAシステムの構成図 [クリックすると拡大表示されます] 【語句説明】 1 オープンネットワーク： BACnetなどのオープンプロトコルに対応したネットワーク。 2 ビルオートメーション（BA）システム：ビルの電力、照明、空調、防災などの設備を統合監視するシステム。 3 BACnet： A Data Communication Protocol for Building Automation and Control Networks 4 LonWorks： Local Operating Networks さまざまな種類の制御系機器の相互接続を目的に、米国エシェロン社が開発したオープンネットワーク技術。【商標について】 BACnetは米国冷暖房空調工学会の登録商標です。 LonWorksは米国Echelon社の登録商標です。その他記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。以上