当社の米国子会社である アムダール社において、このほどIBM互換機ビジネスからオープンビジネスへの転換に伴い事業構造改善を実施することが確定いたしました。平成12年10月25日の当社取締役会における事業構造転換の方針に基づき、平成12年12月5日（日本時間）のアムダール社取締役会において事業構造改善施策の実施及びこれに係る特別損失の計上を決議し、平成12年12月18日（日本時間）に当社はこれを了承いたしました。 アムダール社は、この事業構造改善施策として、IBM互換機ビジネスに係るのれん代一括償却や子会社を含めた組織再編及び資産廃却などを実施いたします。これに伴い、現時点では平成13年3月期決算において、概ね500百万米ドル程度の事業構造改善費用を特別損失として計上する見込みです。なお、今回の施策による特別損失については、中間決算発表時に公表した平成12年度の連結業績見通しに含まれております。
また、DMRを除く現在のアムダール社は、事業責任を明確化し利益体質を早期に実現するため、平成13年4月までに持株会社、オープンシステムカンパニー、ITサービスカンパニー、ソフトウェアカンパニーに分社化し、DMRを加えた事業会社を持株会社が統括する新体制に移行いたします。
オープンシステムカンパニーは、富士通のUNIXサーバ「PRIMEPOWER」、IAサーバ「PRIMERGY」、オープン系のファイルシステムを中心としたテクノロジー・ソリューションを提供、ITサービスカンパニーは、保守ビジネス、サン・マイクロシステムズ社の製品の販売サービスを行います。また、ソフトウェアカンパニーは、自社ソフトによるストレージ管理ソフトウェアなどのソリューションを提供、DMRはこれまで通りにコンサルティングとASPビジネスを行います。
以 上
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