富士通株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:秋草直之、以下、富士通)と キャダムシステム株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:渡邉 弘、以下CSC)は、CSCの機械系3次元CAD/CAM製品「MICRO CADAM Helix D&M」の後継製品を富士通と富士通のCATIAパートナー様より販売することについて合意いたしました。
今回の合意により、「MICRO CADAM Helix D&M」の後継製品である「CATIA V5 P1」とHelixアドオン製品(「Helix統合環境」と「Helixダイレクトインターフェイス」)を、2001年1月を目標に富士通と富士通のCATIAパートナー様(※下記、 3項参照)より販売する予定です。
富士通とCSCは1988年に「MICRO CADAM」について販売提携し、富士通より提供してきました。また、1997年からは「MICRO CADAM Helix D&M」も提供してまいりました。
「MICRO CADAM」は、日本の機械系CAD/CAM製品として非常に高い評価を得ております。世界中で累計75,000シート以上使われており、製造業界での図面データ交換基準の一つになっています。
富士通は、「MICRO CADAM Helix D&M」の後継製品である「CATIA V5 P1」とHelixアドオン製品を富士通のお客様にも有益なソリューションであると判断し、提供することにいたしました。
- 1. 対象製品
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(1)「CATIA V5 P1」(Dassault Systemes製品)
(2)Helixアドオン製品(IBM Corporation製品)
Helixアドオン製品は、以下の2製品から構成されます。
「Helix統合環境」、「Helixダイレクト・インターフェイス」
- 2. 価格体系
お客様への提供価格はプログラム使用許諾料(PLC)と年間使用料(ALC)からなります。
- 3. 販売チャネル
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富士通、および富士通とCSC/日本アイ・ビー・エム株式会社/Dassault Systemesが上記対象製品のサポート体制があることを認定した富士通のCATIAパートナー様より販売します。
- [これまでの経緯について]
本年6月7日に、キャダムシステム株式会社、IBM Corporation、Dassault Systemes3社により、『CSCは今後の高度化するニーズに対応していくために「MICRO CADAM Helix D&M」製品の開発を中止し、「CATIA V5 P1」とその拡張としてCSCが開発するHelixアドオン製品を「MICRO CADAM Helix D&M」の後継製品と位置付ける』との内容を発表いたしました。その後、Helixアドオン製品は、IBM Corporationから販売されました。
- [キャダムシステム株式会社について]
キャダムシステム株式会社(CSC)は機械系デスクトップCAD/CAMシステムの日本におけるリーディング・サプライヤーです。CADAM社および川崎重工業の合弁会社として1984年に設立され、2000年9月にIBM Corporationが株式を取得し100%子会社となりました。CSCの主力製品、「MICRO CADAM」は、ウィンテル(Windows&Intel)ハードウェアおよびソフトウェア・プラットフォーム上で動く機械系デスクトップCAD/CAMシステムです。現在、「MICRO CADAM」は世界中で75,000シート以上使われております。CSCは東京本社と神戸の研究開発センターで、合計180人の専門家を擁しています。
- [商標について]
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MICRO CADAM Helixは、キャダムシステム株式会社が商標登録出願中の商標。
MICRO CADAMは、キャダムシステム株式会社が専用所有権を所有する登録商標。
CATIAは、Dassault Systemes の登録商標。
IBMは、IBM Corporationの米国およびその他の国における商標。
その他名称については、各社の登録商標または商標です。
以 上
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