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FUJITSU
[ PRESS RELEASE ] 2000-0277
平成12年11月24日
富士通株式会社

Java用ビジネスコンポーネント流通のWebサイトを開設

〜EJBコンポーネントをインターネットで提供〜

当社はこのほど、インターネット環境におけるシステム開発向けのコンポーネント(ソフトウェア部品)をご提供するWebサイト「富士通コンポーネントセンター」(http://business-bean.fujitsu.com/)を11月24日より開設いたします。
当センターを通じて、業務システム用のコンポーネント製品48種類をダウンロード提供いたします。

ビジネス環境の急激な変化とインターネットの急速な普及により、システム開発における開発期間の短縮がますます求められています。
こうした要求に応えるシステム開発技術として、コンポーネントを組み合わせてシステムを構築するコンポーネントウェア(*1)が注目されています。
当社では、1997年11月にコンポーネントウェア体系「ComponentAA(*2)」を発表して以来、JavaBeansなどのGUIコンポーネント製品やCASEツールの提供、EJBコンポーネントに関するコンソーシアムの発足への参画等、コンポーネント指向の開発技術に積極的に取り組んできております。

「富士通コンポーネントセンター」では、EJB(*3) 等の世界標準のコンポーネント規約に準拠した豊富なコンポーネント製品群を、事前に契約していただいた会員向けに、Webサイトからダウンロードする形態で提供いたします。これらのコンポーネント製品群を利用してシステム開発を行うことで、信頼性の高いシステムを短期間で構築できます。

1.本センターから提供するサービス
(1) 法人会員基本サービスによる最新コンポーネントのダウンロード利用

会員契約を結んでいただくことにより、本センターから提供する最新のコンポーネントを自由にダウンロードして、システム開発段階まで無償で利用することができます。このサービスにより、お客様はコンポーネントの業務システムへの適合性を評価することができます。
また、会員の方は、コンポーネントの利用方法や技術情報などの情報提供サービスを受けることができます。

(2) コンポーネント利用ヘルプデスク

会員の方がダウンロードしたコンポーネントを利用してシステム開発を行う場合の技術的なご質問に電子メールで対応するサービスを提供します。

(3) コンポーネント利用契約

システム稼動時に、コンポーネント利用契約を結んでいただき、開発したシステムで実際に利用されているコンポーネントに対する利用料を支払っていただくことによって、本稼動システムでの継続利用が可能となります。

2.本センターで提供するコンポーネント

(1) 「ComponentAA/Ejbean Pattern」(11種類)
(2) 「ComponentAA/Business Ejbean」(37種類)

【価格(税別)】

●法人会員基本サービス
年額60万円

●コンポーネント利用ヘルプデスク
月額50万円(契約期間は、必要な期間だけご指定いただくことができます。)

●コンポーネント利用契約
1サーバにつき、月額9千円より
(利用コンポーネントの種類により価格が異なります)

【提供開始時期】

サービスおよびコンポーネントの提供は、12月25日より行います。

【販売目標】

3年間で500会員を予定しております。

なお、EJBコンポーネントについては、2000年10月6日に発足したEJBコンポーネントに関するコンソーシアムで策定予定の規約への準拠および他社コンポーネントの提供など充実を図り、2003年には300個の提供を予定しております。

【用語解説】
*1 コンポーネントウェア
コンポーネント(ソフトウェア部品)を利用してシステムを開発するための、コンポーネント、開発・実行環境及びそれらを利用するための技術や開発方法論の総称。
*2 ComponentAA
1997年11月に当社が発表したコンポーネントウェア体系。
高生産性、高品質なシステム開発を実現する国際標準に準拠したコンポーネントと開発・実行環境および開発方法論、サービスをトータルに提供しています。
提供中製品として下記の製品があります。
  • Java用GUIコンポーネントセット ComponentAA/Client J
    他、各種コンポーネントセット製品
  • コンポーネント指向CASEツール ComponentAA/BRMODELLER
    他、各種の開発環境製品
*3 EJB
EJB (Enterprise JavaBeans)は、Javaを基盤としたサーバアプリケーションのための共通プラットフォームJ2EE(Java2 Enterprise Edition)体系の中のコンポーネント仕様。ソフトウェアのコンポーネント化を実現できるものとして、米Sun Microsystems,Inc. が1998年に初版であるV1.0を公開しています。EJBに基づいてソフトウェアをコンポーネント化することで、特定のOS(基本ソフト)、データベースシステム、アプリケーションサーバに依存しない企業システムを効率的に開発できるようになります。
【商標について】
  • ComponentAAおよびEjbeanは、富士通の商標です。
  • Java、EJBおよびすべてのJava関連の商標およびロゴは、米国およびその他の国における米国Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標です。
  • 製品名等の固有名詞は、各社の登録商標または商標です。

以 上

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プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。
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