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FUJITSU
[ PRESS RELEASE ] 2000-0234
平成12年10月11日
富士通株式会社

介護サービス事業者向けASPサービス「WebCare」提供開始


当社は、介護サービス事業者の要介護者管理やレセプト処理などの業務支援を行うASPサービス(*1)「WebCare(ウェブケア)」(*2)を10月11日より販売開始いたします。

高齢化社会が急速に進む中、介護保険制度が平成12年4月に施行されるなど、「介護サービス」は個人の生活を支える様々な形態で提供されつつあります。このようななか、介護サービス事業者は、多様化する介護関連サービスを、いかに速く、低コストで提供できるかが課題となっております。

当社は、従来より介護サービス事業者向けに、業務支援パッケージ「WINCARE」(販売実績 約13,000本)をはじめとする様々なソリューションを提供しております。
これらのノウハウをもとに、介護関連事業に必要な業務アプリケーションソフトウェアを、インターネットを通じて利用できるASPサービスとして「WebCare」を提供いたします。これにより、情報システムの初期/追加投資、システムを管理するための運用費用や要員などの自社資産を最小限に抑えることができ、短期間でシステム導入が可能となります。
第一弾として、居宅介護支援事業者向けに、利用者情報、ケアプラン作成、レセプト処理といったサービスを提供します。順次、居宅系/施設系介護サービス事業者向けに、訪問看護ステーションや介護老人保健施設での利用者情報、請求・レセプト処理などのサービスを追加いたします。
また、各事業者における財務会計や給与などの事務支援機能、オフィス内の情報共有による効率化を目的としたオフィスワーク支援機能など、ASPサービスによるトータルな介護ソリューションを実現する予定です。

さらにインターネットを通じて、新サービスの詳細情報はもとより、介護に関わる最新情報を提供する総合的な介護業務支援サービスの実現を目的とした介護専門ポータルサイトを、平成12年12月より提供する予定です。


【提供価格】オープン価格
【提供時期】平成12年12月より順次
【販売目標】今後3年間で3,000システムの販売を見込んでおります。

【WebCare製品体系・概要】

  • システム導入サービス

    • 介護基本導入サービス
    • 介護報酬請求導入サービス
    • 居宅運用導入サービス

  • システム運用サービス

    • 介護基本サービス
      利用者情報,要介護認定情報,保険情報などの管理,ケアプラン作成,レセプト処理

    • 介護報酬請求サービス
      訪問介護・訪問入浴介護・訪問看護・通所リハビリテーション・居宅療養管理指導などの各種サービスの会計・請求,レセプト処理

    • 居宅運用サービス
      利用者情報,利用者スケジュールの管理,訪問者/ヘルパースケジュールの管理

【解説】
(*1) ASP (Application Service Provider)サービス :
インターネットなどを経由してアプリケーションソフトの機能だけを提供する新しい形のアウトソーシング・サービス。

(*2) WebCare :
(株)富士通北海道システムエンジニアリング(本社:北海道札幌市、代表取締役社長 矢野 元)と共同開発しております。

【商標】
WebCareは富士通株式会社の商標で商標登録出願中です。

以 上

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プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。
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