富士通株式会社は、インターネットを活用して、西日本地区のお客様の業務改革やスピード経営を支援するため、 株式会社富士通関西システムズ(本店:大阪府大阪市、代表:代表取締役社長 望月正徳)と株式会社富士通和歌山システムエンジニアリング(本店:和歌山県海南市、代表:代表取締役社長 山本益生)を、平成13年1月1日に合併し、新生「株式会社富士通関西システムズ」といたします。
近年、インターネットを中心としたIT(情報技術)が急速な進歩を遂げ、社会や経済の重要なインフラとなりつつあり、民間における電子商取引はもちろん、官公庁においても電子政府へと大きな変革の時代になっています。こうした状況の中で、お客様はIT活用による経営改革や行政のより一層のスピードアップ、さらなるサービスの高度化などを求めています。
このようなニーズにお応えし、富士通は、中堅企業の業種・業務ノウハウのある富士通関西システムズと公共・自治体業務ノウハウのある富士通和歌山システムエンジニアリングを統合し、より質の高いソリューションを西日本地区のお客様にスピーディに提供してまいります。
具体的には、インターネット型の業務システムを短期間、かつ安価に構築することができる、富士通のERPパッケージ「GLOVIA(グロービア)シリーズ」を核にしたソリューションや、これからの電子行政の進展に合わせた自治体向けソリューションなどを開発・提供してまいります。
さらに、「富士通明石システムセンタ」を活用し、これらのシステムの運用代行や ASPサービス (*2)なども含めたアウトソーシングサービスの拡充にも努めてまいります。
新会社は本店を現在の富士通関西システムズに置き、今年度は従業員830名、売上高約230億円の見込みでスタートし、平成17年度には従業員約1,300名、売上高約500億円を目標に事業展開を図ってまいります。
【 新会社の概要 】
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1.合併期日 | : 平成13年1月1日 |
2.社名 | : 株式会社富士通関西システムズ(FUJITSU KANSAI SYSTEMS LIMITED) |
3.代表者 | : 代表取締役社長 望月 正徳(もちづき まさのり)
( 現(株)富士通関西システムズ 代表取締役社長 ) |
4.資本金 | : 4億円 |
5.本店 | : 大阪府大阪市中央区城見2−2−53 |
6.売上高 | : 約230億円(平成12年度見込み) |
7.従業員数 | : 830名 |
【(株)富士通関西システムズおよび(株)富士通和歌山システムエンジニアリングの概要】
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(株)富士通関西システムズ |
(株)富士通和歌山システムエンジニアリング |
代表者 |
代表取締役社長 望月 正徳 |
代表取締役社長 山本 益生 |
資本金 |
3億円 (富士通(株)全額出資) |
1億円 (富士通(株)全額出資) |
設 立 |
1981年6月20日 |
1985年6月14日 |
本 店 |
大阪府大阪市中央区城見2-2-53 |
和歌山県海南市南赤坂11 |
売上高 |
200億円 (平成12年度計画) |
27億円 (平成12年度計画) |
人 員 |
700名(平成12年8末現在) |
130名(平成12年8末現在) |
事業内容 |
製造、流通および公共分野におけるシステム・ソリューションの提案
システム・インテグレーション・サービスの提供
アウトソーシング・サービスの提供
ソフトウェア・プロダクツの開発・販売
ソフトウェア・パッケージの開発・販売
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公共および製造、流通分野におけるシステム・ソリューションの提案
システム・インテグレーション・サービスの提供
ソフトウェア・プロダクツの開発・販売
ソフトウェア・パッケージの開発・販売
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[用語説明]
- *1 ERP: Enterprise Resource Planning
- 販売、生産、会計、物流、人事など企業にかかわる様々な動きを統合的かつリアルタイムに把握することで、経営資源を効率的に活用していくこと。
- *2 ASP: Application Service Provider
- インターネットなどを経由してアプリケーションソフトの機能だけを提供する新しい形のサービス。
以 上
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