当社は、研究者やエンジニアのためのネットコミュニティ「 NetLaboratory」(ネットラボラトリ)において、欧米を中心としたバイオ・創薬(医薬品開発)・医療に関するニュースの配信サービスを、9月26日より開始いたします。
国際ヒトゲノム計画の進展などで、遺伝子情報に基づくバイオ・創薬研究が加速しています。特に欧米では、大手製薬企業に加え、数千社におよぶバイオベンチャー企業が、新しい技術や製品・サービスを開発し、提供しています。
こうした欧米での動きを中心に、日進月歩で進展するバイオ・医薬品・医療業界の動向を、わが国でこの分野の研究開発・事業に従事される方々に提供し、情報収集や戦略立案に役立てていただきたいと考えております。
[ニュース配信サービスの特長]
- ニュースコンテンツ(10種)
- Biopharmaceuticals*1(バイオ創薬)
- Gene Sequencing, Genomics and Bioinformatics*2
(遺伝子配列、ゲノミクス、バイオインフォマティクス)
- Combinatorial Chemistry*3 & Drug Design
(コンビナトリアル・ケミストリとドラッグデザイン)
- Pharmaceutical Development(医薬品開発)
- Drug Delivery Systems(ドラッグ・デリバリー・システム)
- Gene Therapy(遺伝子治療)
- I.T. in Healthcare(ヘルスケアにおけるIT[情報技術])
- U.S. Pharmaceutical Industry(米国の医薬品産業)
- Pharmaceutical Industry - Non U.S.(医薬品産業−米国以外)
- Pharmaceutical Patents(医薬品に関する特許)
- 世界中の200以上の情報源から集められた数多くのニュースの中から、専門のスタッフによって、上記10種のテーマについて特に重要なもの7本を厳選して、月曜日から金曜日までの毎日配信いたします。
- 本ニュースは、会員に限らず、どなたでもご覧になれるよう無料で提供します。
また、同じく9月26日より、科学(生物、医学、薬学など)関連の書籍を発行している専門出版社によるコラムを、新コーナー「Editor's View」(エディターズ・ビュー: http://www.netlaboratory.com/bio/view/yodosha.html)に掲載致します。まず、月刊「実験医学」などで知られる株式会社羊土社(東京都千代田区)より「実験医学」編集部による、ライフサイエンス研究の動向やトピックスなどについてのコラムを掲載していきます。このコラムは、月1〜2回程度の掲載となります。
当社は、9月26日〜28日に東京・新宿の京王プラザホテルで開催されるバイオ関連の総合イベント「 BioJapan2000」に出展します。当社ブースで、本サービスを実際にご覧いただけます。
[用語説明]
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- *1 Biopharmaceuticals(バイオファーマシューティカルズ):
- バイオ研究によって明らかになってきた遺伝子の働きを元に、各個人の持つ遺伝子の違いなどに焦点を当てた、より実効性の高く、かつ副作用の少ない医薬品を開発すること。
- *2 Bioinformatics(バイオインフォマティクス):
- 生命科学と情報技術を融合した概念で、生命情報工学ともいう。コンピュータなど情報技術を活用したバイオ関連の研究開発領域全般をいいます。
- *3 Combinatorial Chemistry(コンビナトリアル・ケミストリ):
- 化合物の多様性を取り扱う手法で、多種類の化合物を系統的にデザインしたり合成したりする技術のこと。
以 上
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