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[ PRESS RELEASE ] 富士通
2000-0145
平成12年6月16日
富士通株式会社

製品部材ネット調達の「場」を実現する「ProcureMART」をグローバルに提供開始


〜日本とアジア10拠点で6月より一斉開始〜

当社は、製品部材のネット調達を行う「場」を提供するサービスである「ProcureMART」(プロキュアマート)を本日よりグローバルに提供開始いたします。まず、日本とアジア10拠点(ASEAN及び東アジア)を対象に一斉にサービスを開始し、順次全世界へ対象を拡大していきます。
今回開始するサービス「ProcureMART」は、バイヤーとサプライヤー間の製品部材取引をインターネット上の EDI取引で行うための「場」であり、2002年には、日本とアジアであわせて約2万社の参加を目指しています。
すでに、シャープ株式会社殿は日本で本サービスを利用いただいており、今後、東アジアの1工場にてもご利用いただく予定です。

「ProcureMART」は、当社の10年以上にわたる資材調達EDIのノウハウをもとに商品化したものです。
当社では、現在の資材調達総取引額は2兆円を越え、約3,000社強と取引をしており、調達の94%(件数ベース)がEDI調達となっています。また、当社のIPO(国際調達拠点)でも98年からEDI調達を始めており、グローバルに推進しております。
当社は、アジア各地にある当社のIPO及び工場を中心に、「ProcureMART」を活用したグローバルな調達を行っていく計画です。これにより、特に効率の上がる分野では5〜10%の調達コストダウン、大幅な納期短縮を行うことが可能となり、顧客サービスの向上につながるものと期待しています。

提供するサービス内容として、本年6月には、所要(計画)情報、注文情報、等のやり取りを行う「注文EDIサービス」を開始します。続いて、個別見積方式や入札方式なども取り込んだ「見積りEDIサービス」を提供し、その時点で一貫した調達サービスの提供が可能となります。将来的には、乙仲業者などの物流業界や、決済ネットワークとの連携も視野にいれています。
また、当社はアジアでのコンピュータビジネスに20年以上の経験を持ち、各地の商習慣や部品製造メーカー事情にも精通しているため、ネットワーク・サービスの提供にとどまらず、全般的なITソリューションも含めた、きめの細かいサービスを各地で提供することができます。さらに、サポート体制は、各地の当社グループ企業が地域に密着して行い、第二次サポートはシンガポールにある富士通アジア(FAPL)にて行います。
お客様は各国の商習慣、言語の違いなども気にすることなく、本サービスを利用することができます。

「ProcureMART」は当社の「EDIサービス基盤:TRADEX-Net(トレーデエックス・ネット)」の上に構築されたサービスで、センター設備は、「富士通館林システムセンタ」に設置し、運用します。

[価 格]初期登録費用バイヤー企業12万円〜
サプライヤ企業1万円〜
月額費用利用量に応じた 従量制
[提供時期]即日
[販売目標]2002年会員企業数 2万社
[サービス提供地域]
日本、中国、香港、台湾、韓国、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、
フィリピン、ベトナム

以 上

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