当社はこのほど、パソコン用液晶ディスプレイ「VLシリーズ」(*1)の新商品として、ハイエンドモデル『VL-1530SW』を開発し、5月8日より販売を開始いたします。本商品は、画面の明るさを向上し、白がきれいな「スーパーブライトMVAパネル」(*2)を搭載し、デジタルとアナログの両インタフェースに対応しております。
あわせて、高画質MVAパネルを搭載しプライスパフォーマンスに優れたスタンダードモデル『VL-1540S』もご提供いたします。
液晶ディスプレイは、省スペース、省エネルギーで環境にもやさしい点が評価され、オフィスはもちろん、家庭でも広くご利用いただいております。特に当社のMVAパネルは、業界最高水準の広視野角(上下/左右160°)をはじめとして、CRT並みの超高画質を実現し、高い評価をいただいております。
現在、液晶ディスプレイには、使い勝手や画質のさらなる向上と低価格化が求められており、今回の商品はこれらのニーズに応えるものです。
【新商品の特長】
- 『VL-1530SW』
- 明るさ(輝度)を向上した「スーパーブライトMVAパネル」を搭載
- バックライトの光を効率的に活用する光学シート(DBEFシート)を採用することにより、さらに明るく(従来のMVAパネルに比べ、25%の輝度向上)、「白」をより美しく表現することができ、見やすくなりました。
- デジタルインタフェース(DVI)(*3)に対応
- 企業向けデスクトップパソコンFMVシリーズ(*4)等、DVIインターフェイスを持ったパソコンと接続する場合、設置時に面倒な画像調整が不要になり、使い勝手が大幅に向上します。
- 表示データをデジタルでダイレクトに表示できるため、細かな文字もよりシャープに表現します。
- アナログインタフェース(RGB)も装備
- アナログ出力のみ装備しているパソコンへの接続も可能です。
- 『VL-1540S』
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- プライスパフォーマンスに優れたスタンダードモデル
- 高画質MVAパネルを搭載しCRT並みの超高画質を提供、さらにUSBインタフェース (ハブ機能*5) を装備し使い勝手の向上を図るなど、スタンダードモデルとして非常に高いプライスパフォーマンスを実現しております。
- 新デザインを採用
- 液晶ディスプレイならではの省スペース性をさらに追求(底面積は従来機比約85%)し、使いやすさもより一層向上した新デザインを採用しています。
【価格と出荷時期】
・ VL-1530SW | :188,000円(税別) | 6月8日より出荷 |
・ VL-1540S | :168,000円(税別) | 6月20日より出荷 |
【販売目標】
今後1年間で「VL-1530SW」と「VL-1540S」の2機種を合わせて合計18万台
【注釈】
- (*1)
- 「VLシリーズ」のラインナップは、15型スタンダードモデル『VL-1540S』、15型ハイエンドモデル『VL-1530SW』、18型モデル『VL-1800TS』で構成されています。
- (*2)
- Multi Domain Vertical Alignment。上下左右160度の超広視野角を実現した富士通独自の高性能液晶パネルです。
- (*3)
- Digital Visual Interface。富士通をはじめ、パソコンメーカの業界団体DDWG(Digital Display Working Group )が、99年にリリースしたデジタルディスプレイ用のインターフェイス規格です。
- (*4)
- 一部未対応の機種があります。またFMV DESKPOWERシリーズには未対応です。
- (*5)
- USB対応の周辺機器を、複数接続する際に必要な分岐装置。本商品では、二つの周辺機器を接続することができます。
【商標について】
- 製品名等の固有名詞は、各社の登録商標または商標です。
インターネット:富士通パソコン情報ページ"FM WORLD"
(http://www.fmworld.ne.jp/)
※2000年5月13日(土)より下記のURLに変更いたします。
(http://www.fmworld.net/)
以 上
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