当社はこのほど、音声や画像などのマルチメディアデータをドットパターンで紙に印刷する最新技術「INTACTA.CODE(tm)」(インタクタ・コード)(*)を活用したソフトウェア製品2種を開発いたしました。
【今回開発した製品】
- データをインタクタ・コードに変換して紙に印刷する「INTACTA.CODE(TM)作成プログラム(以下、作成プログラム)」
- 印刷されたインタクタ・コードをパソコン上で再生する「INTACTA.CODE(TM)再生プログラム(以下、再生プログラム)」
「作成プログラム」は、国内の新聞社向けに、4月17日より販売活動を開始いたします。本「作成プログラム」を採用したシステムは、読売新聞社殿で先行稼動いたします。
また、「再生プログラム」については、4月19日からインターネット等を通じて、一般に無料配布いたします。
本製品は、米国インタクタ・テクノロジーズ・インコーポレイテッド(社長兼CEO:アルタフ・ナゼラリ、本社:米国ジョージア州アトランタ)との提携により実現いたしました。
従来の新聞紙面は、文字と写真と絵画で構成されていました。しかし、テレビの発展やマルチメディアの普及に伴い、新聞紙面の一層の表現力向上が、読者より求められております。
新聞紙面のマルチメディア化により、より訴求力のあるニュースや広告を提供することが可能となります。
当社は、従来の紙印刷では表現できなかった音楽データ/音声データ/OAデータ/プログラム/動画などをインタクタ・コードに変換して、紙印刷することができる「作成プログラム」を提供します。さらに、紙に印刷されたコードを300dpi以上の市販の汎用スキャナで読み込み、Windowsパソコン上で、元通りのデータとして再生することができる「再生プログラム」を合わせて提供いたします。(添付図参照)
これにより、音楽サンプルの再生や、株価など数値情報の表計算データとしての取り込み、ゲームプログラムの取り込みなどが可能になります。さらに、データの中にホームページのリンク情報を埋め込めば、インターネットの入口として活用することもできます。
また今後、紙をペーパーメモリとして活用することも期待されます。
新聞業界では、新聞広告への詳細情報添付など、紙面訴求力の大幅な向上を実現できます。
[添付-システムイメージ]
- * 『INTACTA.CODE(TM)』:
- ITI社の研究開発会社であるインタクタ・ラブズ・リミテッド(社長:メナケム・ターサ博士、本社:イスラエル共和国ベールシェヴァ) が開発した最新・独自のドットパターン(小さな点の集合体)、およびその技術の総称です。
米国・イスラエル・日本等の各国で特許を取得、または出願中です。
【再生プログラムの動作環境】
ハード | : | i486以上のCPUを搭載したPC/AT互換機
(Pentiumプロセッサ以上を推奨)
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OS | : | Microsoft(R) Windows(R) 95/98 日本語版
Microsoft(R) Windows(R) NT4.0 日本語版 |
メモリ | : | 32MB 以上 |
必要空きディスク容量 | : | 10MB 以上 |
対応イメージスキャナ | : | TWAIN規格
ただし、ADFオプションおよびシートフィードスキャナには対応していません。 |
※インタクタ・テクノロジーズ・インコーポレイテッドの概要
1. | 社 名 | : | INTACTA TECHNOLOGIES INCORPORATED |
2. | 本社所在地 | : | 米ジョージア州アトランタ |
3. | 設 立 | : | 1994年 |
4. | 代 表 者 | : | 社長兼CEO アルタフ・ナゼラリ |
5. | 売 上 高 | : | 4.7百万ドル(1999年度) |
6. | 主な事業内容 | : | 研究開発会社のITILabs社が開発した独自技術であるパターン認識技術『INTACTA.CODE(TM)』やパーソナルFAXサーバ等の開発、製造、販売。 |
7. | webサイト | : | http://www.intacta.com |
[商標]
- INTACTA.CODEは、INTACTA TECHNOLOGIES INCORPORATEDの商標です。
- Windows(R)は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
以 上
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