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[ PRESS RELEASE ] 富士通
2000-0072
平成12年4月13日
富士通株式会社

企業内情報ポータルを実現する「FENICS EIPサービス」提供開始

〜ワンストップでビジネス情報を入手可能、ASPサービスとして国内初!〜
当社は、企業内の情報ポータル環境を実現する「FENICS EIP*1サービス」を5月1日より販売開始します。本サービスは、ビジネス活動に有効な企業内外の情報を一箇所の入り口(ポータル)から迅速・確実に入手し、分析評価する環境を構築・運用するものです。

インターネットは、企業にとって情報入手に重要なネットワークです。氾濫する社内外の情報を迅速かつ正確に入手するには、ポータルの利用が最適ですが、ポータルの構築・運用をすべて自社で行うのは、設備面や技術面から一般企業には困難です。このような問題に対し、当社は、ポータルの構築や運用をアウトソーシングするサービスとして、今回新たに「FENICS EIPサービス」を提案いたします。

本サービスは、企業のイントラネットやインターネットの中から、業務目的に応じた情報を適確かつ迅速に収集するポータルの構築・運用・保守を、当社のインターネットデータセンター(IDC)を利用した月額料金制のASP*2サービスとして提供するものです。国内外最大規模のデータベースをはじめとする各種コンテンツを提供し、同時に掲示板や会議室などの社内の情報共有機能も、同一ポータル上で提供いたします。このようなサービスをASPサービスとして提供するのは、国内で初めてです。主な特長は、次のとおりです。

1.短期間かつ低価格で構築、運用
アプリケーションはすべてWebをベースにしているので、専用クライアントソフトが不要で短期間に利用開始できます。従来、このような企業内情報ポータルを自社で構築・運用するには、情報・ノウハウの体系化作業と膨大な開発が必要でしたが、本サービスを利用することで、開発費を約1/50、運用維持費を約1/10に削減できます。

2.必要な時に必要な情報を適確に入手可能
本サービスでは、インターネット上で公開されている官公庁や企業の最新情報を自動収集して、従来の一般的な検索サービス並みの簡易さでご利用になれます。また、国内外の約400の商用データベースをご利用いただけます。これらを社内情報と合わせてシームレスに、誰でも簡単に確実に活用できる企業内情報ポータルサイトが運用できます。

3.企業の戦略立案を高度にサポート
情報分類、情報分析・発見機能の利用により、例えば、業界他社のビジネス動向分析やユーザニーズ分析等も可能になります。

【詳細説明】
本サービスは、富士通社内の600を超える社内サーバを対象とした企業内情報ポータルサイトや顧客企業のポータルの開発運用経験をベースに商品化したものです。
本サービスによって構築されたポータルは、インターネットですでに提供されている「検索エンジンサービス」や「ディレクトリサービス」を利用する簡易さでご利用いただけます。テキスト、PDF、MS-Word等の各種形式で蓄積されている社内情報、商用データベースサービスとして提供される世界中の企業情報・人物情報、特許・技術情報、さらにはインターネット上で公開されている官公庁、企業の最新情報をシームレスに誰でも簡単に確実に活用できる企業内情報ポータルが実現します。 本サービスは、次の4つのサービスで構成されます。利用者は、それぞれを自由に組み合わせることにより、各サービスを一元的に受けることが可能です。個別にポータルを構築するより、一層経済的にご利用いただけます。

1.Web情報ポータルサービス
企業ポータルを、ユーザニーズに応じて構築するサービスです。ポータル画面をそれぞれの業務に合わせるパーソナライゼーションも可能です。

  1. 検索サービス
    イントラネット内の情報や、指定したインターネット上の情報を定期的にロボット(ネットワーク上の情報収集を広範囲に自動的に行うシステム)が収集し、横断検索を実現します。検索を絞り込むための、関連語自動表示、類似文章検索、文章要約機能等が用意されています。
  2. ディレクトリサービス
    例えばマネージメント、人事、セールス等の作業目的に応じて有効な企業内外のサイトをマッピングすることができます。

2.Web情報共有サービス
企業内の情報蓄積や共有には欠かせない、ウイルス監視機能付きメール、データライブラリー、電子電話帳、会議室、スケジューラ等の機能を提供いたします。

3.Webデータベースサービス
日本のみならず全世界の情報をカバーする、約400の商用データベースが利用できます。このサービスは、英国ダイアログ社が提供しているデータベースと株式会社ジー・サーチが提供しているデータベースによって実現いたします。(以下、データベース例)

  • 企画・販売活動に有効な企業情報、人物情報、専門紙・業界紙、市場調査レポート
  • 製品企画・研究・開発活動に有効な特許・医薬・科学情報

4.Webナレッジクリエーションサービス
大量の情報を自動分類するための機能を提供いたします。情報を自動的に分類するための知識として、約800種類にわたる業種、企業動向やマーケティングなど約100種類のテーマ、さらに企業名や地域名などをあらかじめ組み込んであります。これら知識の追加、あるいは新たな分類の設定も可能です。本機能により、例えば大量の新聞情報の中から特定の業種に関する情報を抽出したり、大量の問い合わせ情報の中からクレーム情報を製品別に抽出することなどが可能です。また、あらかじめ文書を分類しておくことにより、単純なキーワード検索と比べて格段に検索機能の精度を上げることもできます。
新聞記事や顧客からの問い合わせ・アンケート情報を統計的に分析することにより、各企業の事業戦略の比較や顧客ニーズの考察を可能にするテキストマイニング機能も用意しました。

なお、本サービスは、企業内のサーバにアプリケーションをインストールして組み合わせて利用したいといったニーズにも対応いたします。

【標準価格】初期費 : 250万円(税別)から
月額費 : 35万円(税別)から
【販売目標】今後3年間で、500社の受注を見込んでいます。
【販売開始】平成12年5月1日


【株式会社ジー・サーチの概要 】
1.社名: 株式会社ジー・サーチ
2.代表取締役社長: 太田 誠
3.資本金: 4億8千万円
4.設立: 1991年1月17日
5.本社: 東京都港区海岸3丁目9番15号
6.従業員数:165名
7.株主: 富士通(株)45%、(株)平和情報センター35%、
富士通エフ・アイ・ピー(株)20%
8.業務内容: データベースサービスの企画、構築ならびに
販売、データベースに関するソフトウェア設計、
開発、データベースシステムの運用受託、
インターネットに関するサービスの企画、構築
ならびに販売、インターネットによるソフトウェア等
の販売、カストマーサポートセンターの運用受託
9.URL: http://www.g-search.or.jp/

【英国ダイアログ社の概要】
1.社名: The Dialog Corporation plc
2.代表取締役: ダニエル・ワグナー(Daniel Wagner)
3.資本金: 250,000,000米国ドル
4.設立: 1985年(M.A.I.D plc) 1997年「DIALOG/DataStar」
を提供してきたKnight Ridder Information Inc.を
買収し、現社名に変更
5.本社: The Communication Building, 48 Leicester Square London WC2H 7DB,U.K.
6.従業員:1,000名
7.業務内容: Dialog DataStar, Profoundなどの商用オンライン
データベースの提供、インターネット、
イントラネット用ソリューションの開発と販売、
EC関連サービスの開発と提供、検索エンジンや
支援システムの開発と販売
8.URL: http://www.dialog.com/

【登録商標】

  • 会社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。
  • MS-WordはMicrosoft Wordの略語であり、 Microsoft WordはMicrosoft Corporationの商標または登録商標です。

【用語説明】

*1 EIP : Enterprise Information Portalの略。
一箇所の入り口(ポータル)からインターネット経由で企業内のさまざまな情報を利用者のニーズに合わせて取り出したり、利用することができる環境。

*2 ASP : Application Service Providerの略。
パッケージ・ソフトの使用量に応じて課金する、新しいタイプのアウトソーシング・サービスを提供する業者やそのサービス。

以 上

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。
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