HomeNewsProductsMapDownloadEnglish
ヘルプ
ホーム > プレスリリース > 記事
報道関係お問い合わせ先 | お客様お問い合わせ先 | 製品情報 |

[ PRESS RELEASE ] 富士通
2000-0061
平成12年3月27日
富士通株式会社
英国オックスフォード・モレキュラー社から分子モデリングソフト

「CAChe」の開発・販売権を取得


〜CCSパッケージビジネスのグローバル展開を加速〜

当社はこのほど、オックスフォード・モレキュラー社(社長: トニー マーチントン、 本社:英国オックスフォード サイエンスパーク)より、化学実験研究者向け分子モデリングソフトウェア「CAChe(キャッシュ)」の開発、販売権を取得し、4月1日より、全世界における販売およびサポートを開始いたします。

当社は、コンピュータケミストリシステム(CCS)分野において、パソコンで手軽に分子軌道計算が行える「WinMOPAC」、分子動力学計算ソフト「WinMASPHYC」、巨大分子の分子軌道計算を可能とした「MOPAC2000」など、自社開発製品によるグローバルビジネスを展開しております。
このたび、「CAChe」の開発・販売権の取得により、グローバルビジネスをさらに推進するとともに、当社CCS製品とのインタフェースを開発でき、材料開発のトータルソリューションを提供することで、グローバル市場でのシェアの拡大をめざします。
あわせて、グローバルビジネス強化のために、米国(富士通システム ビジネス オブ アメリカ、本社: カリフォルニア州)と、欧州(FQSポーランド、本社:ポーランド クラクフ市)に、マーケティング・サポート組織を新たに設置いたします。
「CAChe」を含めたグローバル対応製品の開発は、FQSポーランドにて担当いたします。

なお、オックスフォード モレキュラー社の他のCCS製品(「TOPKAT」、「Tsar」、「DIVA」など) の国内向け販売・サポート業務についても、4月1日付けで、ソニー・テクトロニクス株式会社殿より、当社へに移管させていただきます。

[CACheについて]

「CAChe」は、全世界で5000本以上の販売実績があり、使いやすいグラフィカルユーザインタフェースを持ち、分子の配座探索や反応機構の解析、遷移状態の探索など、実験化学の研究者が求める豊富な機能を提供しております。また、分子シミュレーションでは、分子力場計算、分子軌道計算、密度汎関数計算、分子動力学計算など、さまざまなモジュールが用意されております。
また、各研究グループやプロジェクトで研究する数多くの分子構造とその物性値の算出をスプレッドシートで実行・管理できる機能も有しており、材料開発や新薬開発での新規物質の探索研究を効率的に実行、管理できるシステムとしても好評を得ています。

[商標]

  • CAChe、TOPKAT、Tsar、DIVAはオックスフォード・モレキュラー社の登録商標です。
  • MOPACはDr.James J.P.Stewartの米国における登録商標で、日本における富士通の商標です。
  • WinMOPACは、富士通の日本での登録商標です。

以 上

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。
ホーム | プレスリリース | 製品・サービス | 総合索引 | ダウンロード |
本サーバ上のコンテンツ(情報・資料・画像・音声等)の無断転載を禁止します。(著作権とリンクについての説明)
All Rights Reserved, Copyright(C) FUJITSU LIMITED 1995-2000