富士通、Fsas、マイクロソフト 3社提携プロジェクト
企業向け「ソフトウェアライセンス管理ソリューション」の提供
〜インターネット技術を活用し、ソフトウェア管理コストの大幅な削減と効率化を実現!!〜
富士通株式会社(以下:富士通、代表取締役社長:秋草 直之)と、富士通サポート&サービス株式会社(以下:Fsas、代表取締役社長:桑原 晟)、マイクロソフト株式会社(以下:マイクロソフト、代表取締役社長:成毛 真)の3社は、このほど企業向けの新たなソフトウェアライセンス管理ソリューションを提供すべく、提携致しました。これに伴い富士通、Fsasは「SystemWalker/IT BudgetMGR(Windows NT対応版)」を共同開発し、2月9日より販売を開始します。
このソリューションを利用することにより、企業はソフトウェア資産を個人、部門、全社、企業グループ単位で自動的に把握できます。加えて、インターネット技術を活用してソフトウェアを配布できる等、ソフトウェア資産管理の高度化、TCOの大幅な削減が実現できます。これにより、今後ますます重要となってくる経営資源の一つであるIT資産管理の様々な課題を解決できます。
今回の提携プロジェクトにおいて富士通は、企業におけるIT資産のライフサイクルマネージメントをサポートする製品「SystemWalker/IT BudgetMGR」を開発し提供します。Fsasは、富士通と共同開発を行い、本製品の販売ならびにサービスを提供してまいります。またマイクロソフトは、Fsasと協力して販売店様、エンドユーザ様へ広く告知と普及活動を行っていきます。
本プロジェクトは、1999年6月にFsasがマイクロソフトのLAR(Large Account Reseller:ライセンス販売制度「Microsoft Select」の正規取扱企業)の資格を獲得した後に、Fsasとマイクロソフトとの間で、ソフトウェアライセンス管理システムの開発とLAR事業者およびSI事業者への共同プロモーション推進についての合意により始まりました。その後、富士通はFsasと製品開発で協力することとなりました。
[ソフトウェアライセンス管理ソリューション]
- ソフトウェアライセンス管理システムの発売(対象プラットフォーム拡大)
富士通は、昨年末にSystemWalkerシリーズの製品としてIT資産管理のためのツール「SystemWalker/IT BudgetMGR(UNIX版)」の販売を開始致しました。
また、昨年末にマイクロソフトのSelect販売プログムの対象企業規模が、パソコン約1000台以上から500台以上に下方展開されるなど、ライセンス販売プログラムがより充実、多様化されていくのに合わせ、より多くのお客様に手軽に導入できる「SystemWalker/IT BudgetMGR(Windows NT版)」を製品化し、2月9日より販売を開始いたします。
- 「ソフトウェアライセンス管理ソリューション」の提案
- マイクロソフトをはじめソフトウェアベンダーは、お客様が効率的にソフトウェアを購入するための「ライセンス販売制度」を用意しております。
- FsasはLARとしてソフトウェアライセンスのご契約からご利用までをサポートしております。
- お客様では、「ソフトウェアの使用状況・導入計画の把握、ソフトウェア購入の最適化」と「バージョンアップも含めたタイムリーなソフトウェアの導入」を効率的に行う仕組みが必要とされております。
- Fsasとマイクロソフトでは、こうしたニーズに対し、「SystemWalker/IT BudgetMGR(Windows NT版)」をベースにして、ソフトウェアライセンス管理の「新たな仕組み」を積極的に提案してまいります。また、LAR事業者やSI事業者とともに、広く普及させてまいります。
- またFsasでは、ハードウェア資産管理やソフトウェア資産管理のシステム運用をアウトソーシングしたいお客様向けに、代行サービスも提供してまいります(2000年上期予定)。
【Fsasとマイクロソフトのプロモーション活動】
(1) |
販売会社様向けプロモーション
販売店としてのマイクロソフト認定ソリューションプロバイダー(1,000+事業所)に対する説明会2000年4月中旬に実施予定
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(2) |
お客様向けプローション
The Microsoft Conference(MSC)2000 Spring等のマイクロソフト主催イベントへの出展
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[標準価格(税別)]
- SystemWalker/IT BudgetMGR(Windows NT版):250万円〜
[販売目標]
3年間で、1000本、サービス込みで100億円。
[提供時期]
2000年4月初旬より
以上
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