システムLSIの試験専用工場「会津テストセンター(仮称)」の建設について
当社はこのほど、 平成11年3月に発表の計画どおり、 システムLSIの試験を行う後工程工場として会津テストセンター(仮称)を会津若松市の新工業団地に建設いたします。
現在、当社では、システムLSI事業を今後の半導体事業の柱と位置づけ、開発・生産体制の整備・強化を進めております。システムLSIは、情報機器、デジタル家電製品やネットワーク機器など広い分野で使用され、高集積化が進んでおり、開発・生産の全工程において、高度な技術力が要求されます。なかでも、高品質な製品をお客様に提供するために行う試験工程は、システムLSIの機能が高度化・複雑化するに伴い、生産工程全体の中でますます重要性は高まってきています。
同テストセンターは、平成12年4月初旬の建屋着工、従業員約500名で平成12年11月の操業開始を予定しており、当社のシステムLSIの試験工程において最大の拠点となります。
さらには、試験の受託事業(サブコンビジネス)により、半導体事業の拡大・発展を目指すと共に、システムLSIの出荷・物流センターの機能を併設し、効率的な物流管理を行い、高品質なシステムLSIをワールドワイドに提供してまいります。
同テストセンターの建設、ならびに運営は、半導体の後工程会社である株式会社富士通東北エレクトロニクス(福島県会津若松市、代表取締役社長 熊倉 俊二)が行う予定であります。
【会津テストセンター(仮称)の概要】
| 1.所在地 | : |
コウザシマチタカクチク
福島県会津若松市 新工業団地(神指町高久地区)
|
| 2.面積(建屋) | : |
鉄骨造り2階建て延床面積 約15,000m2
|
| 3.投資額 | : |
建物、機械設備、備品等を含め約50億円を予定 |
| 4.製造出荷額 | : | 約550億円(年間目標額) |
以 上
|