富士通とマイクロソフトが製造業向けポータル・ソリューションの 市場開拓・普及に向け協調
〜中堅企業の情報化に適したナレッジ・ポータル・ソリューションを両社で推進〜
富士通株式会社(代表取締役社長 秋草 直之、以下 富士通)とマイクロソフト株式会社(代表取締役社長 成毛 真、以下 マイクロソフト)は、製造業の開発・設計部門向けポータル・ソリューションの市場開拓と普及のための共同プロモーション活動を3月1日より実施いたします。
これに伴い、富士通はマイクロソフトの技術協力のもと、開発・設計業務におけるノウハウや技術情報の共有・活用を容易にするソフト、およびサービスを体系化し、「ナレッジ・ポータル・ソリューション」として、提供を開始します。
製造業では、新製品の企画・開発に必要なCADデータや既存製品情報など様々な情報を一元管理することにより、設計効率を上げ、かつ、競争力のある製品開発が求められています。特に、中堅企業においては、既存の業務プロセスやMicrosoft(R) Office(以下Office)などの資産を生かしながら、手軽に情報共有したいというニーズが高まってきております。
今回、富士通はこのようなニーズに対応し、製品の企画から設計、生産までの全ての業務を一つの"入り口"(ポータル)からタイムリーに行えるシステムを「ナレッジ・ポータル・ソリューション」として提供いたします。
本ソリューションとしては、マイクロソフトのWindows NT(R)、およびWindows(R)2000をベースに、ナレッジマネージメントソリューション「Digital Dashboard(デジタルダッシュボード)」をポータル画面とし、富士通の3D/2DハイブリッドCAD「ICAD/SX Mechanical PRO」(以下「ICAD/SX」)とOfficeなどのデータの検索・閲覧・配信を可能としました。
これにより、様々な情報の収集・分析・設計まで一連の作業を実現するポータル・システムを構築できます。
「ナレッジ・ポータル・ソリューション」を提供するにあたり、マイクロソフトは、プラットフォーム、および顧客の様々な業務要件に応じて必要となるMicrosoft Project(以下 Project)、Office、BackOffice(R)製品群といったソフトウェア製品群やWindows DNA 2000アーキテクチャーをベースとした企業内/企業間連携をシームレスに行うための基本技術を提供します。
さらに、最適なシステム構築のためのマイクロソフト コンサルティング サービス、お客様へのサポートサービスとして「プレミアサポート」、「プレミアサポート for Developer」などの技術支援を提供します。
富士通とマイクロソフトは、今回の「ナレッジ・ポータル・ソリューション」の普及のため、お客様と両社のパートナーを対象に、共同でセミナーを実施します。
セミナーURLは、
http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/Products/ccce/sx/MSjoint.html
・3/1 | 大阪 | ハービス大阪 大ホール |
・3/9 | 東京 | 京王プラザホテル(新宿) |
・3/15 | 名古屋 | 富士通(株) 東海支社 大会議室 |
今後、富士通では、お客様のポータル活用の付加価値を高めるために、インターネットを活用した設計者向けのオンラインサービス・ビジネスを展開してまいります。具体的には、インターネット上から機械部品メーカーの最新部品を検索・CADデータをダウンロードできるサービス"CyberpartsTM (サイバーパーツ)"をはじめ、「ICAD/SX」の技術サポートやトレーニング、解析/3次元データ交換に関するコンサルティングや受託、および「ICAD/SX」の利用時間課金による時間貸しなど、設計者向けのオンラインサービスを順次提供していく予定です。
<ナレッジ・ポータル・ソリューションの価格/提供時期/販売目標>
【提供価格(税別)】 |
280万円より (ハード、ソフト、システムインテグレーション含む)
|
【提供時期】 | 平成12年3月1日より |
【販売目標】 | 今後3年間で、2500社 |
[商標]
- Microsoft、Windows、Windows NT、BackOffice、Outlookは、米国Microsoft Corporationの米国、および、その他の国における登録商標または商標です。
- その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
以 上
|