[ PRESS RELEASE ] |
![]() 1999-0191 平成11年9月27日 富士通株式会社 |
当社はこのほど、統合運用管理ソフトウェア「SystemWalker(システムウォーカー)」とマイクロソフト社のWindows(R)環境運用管理製品「Systems Management Server(以下、SMS)」を連携する「SystemWalker for Systems Management Server」を開発し、9月27日より英語版製品を当社の海外関連会社より出荷開始いたします。
なお、日本語版製品は、平成11年12月より出荷する予定です。
これまで、「SystemWalker」の基盤機能を使用することにより、「SystemWalker」のシステム管理画面から「SMS」の管理機能を実行したり、「SMS」が検出したシステムのイベントを統合管理することができました。
今回、マイクロソフト社が提供する「SMS」向けのソフトウェア開発ツール「Systems Management Server SDK 2.0」を使用して「SystemWalker for Systems Management Server」を開発しました。 これにより、システムのトータルな自動運用を実現する「SystemWalker/OperationMGR(システムウォーカー/オペレーションマネージャー)」が、「SMS」のソフトウェア配布機能の自動化・リモート操作などを行います。
これらの「SystemWalker」と「SMS」の連携機能により、ミッション・クリティカルな企業システムの運用性と信頼性をより一層向上させます。
【税別価格と出荷時期】
「SystemWalker for Systems Management Server」【販売目標】
英語版
日本語版:
:US$198、平成11年9月27日より出荷開始
価格未定、平成11年12月より出荷開始予定
今後3年間で、15,000本の販売を見込んでおります。【機能説明】
「SystemWalker for Systems Management Server」は、「Systems Management Server SDK 2.0」を使用して開発しており、「SMS」のソフトウェア配布を実行する機能(ジョブ)を提供します。【各社からのコメント】
このジョブは、「SystemWalker/OperationMGR」のジョブスケジューリング機能により実行され、以下の効果が得られます。自動化
リモート操作
スケジュール機能の向上
信頼性の向上
相互運用性の向上
ブラウザからの操作
イベントを契機とした実行
『当社の顧客は、「Systems Management Server」がエンタープライズ管理ソリューションと連携し、先進的なスケジューリングとリカバリ機能が提供されることを求めています。 今回富士通が提供する、「SystemWalker」と「Systems Management Server」の連携製品により、このような顧客の要望を満たすことができ、大変喜ばしく思います。』【商標について】米国マイクロソフト社 ビジネス & エンタープライズ事業部
『「SystemWalker for Systems Management Server」の発表は、運用管理分野における富士通殿とマイクロソフトの協調の第一歩であり、両者が共同で推し進める、エンタープライズ向けのMicrosoft(R) Windows NT(R)のビジネスをより加速するものであり、大いに歓迎いたします。
マーケティング担当ディレクター
ジム ユーエル(Jim Ewel)
「SystemWalker for Systems Management Server」は、弊社のシステム管理製品である、「Systems Management Server 2.0」のスケジューリングなどの機能強化に加え、「SystemWalker」との連携機能を提供することにより、エンタープライズ・システムにおけるTCO削減に大きな効果をもたらすことと期待しております。』マイクロソフト株式会社
常務取締役 徳武 信慈
以上