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1999-0064
平成11年3月26日
富士通株式会社

国内初の金融業向けアウトソーシング新会社『富士通エフ・エス・オー』を設立

〜富士通が全額出資し、4月1日より業務開始〜

当社は、コスモ証券株式会社(代表取締役社長 村上朝昭)から、同社の関連会社である株式会社コスモインフォメーションセンター(CIC社)の経営権を取得し、4月1日に100%出資会社として『富士通エフ・エス・オー株式会社』を設立いたします。

国際化と金融ビッグバンがさまざまな業界での事業再構築を促している今日、経営資源の「選択と集中」が、熾烈な市場環境を勝ち残るキーワードになっています。当社をはじめ情報処理ベンダーには、これら市場変革にあわせ、企業の経営改善を図る高品質なソリューションが求められております。
このような高度の市場ニーズを的確に捉え、柔軟に対応するソリューション戦略を拡大するために、当社は、本年1月コスモ証券株式会社とのCIC社経営権譲渡に関する基本合意を経て、今般新会社『富士通エフ・エス・オー株式会社』の設立にいたりました。
新会社の業務内容は、次のとおりです。

[新会社の業務内容]

  1. 証券業界を中心とした業務アウトソーシングビジネスへの参入
    手数料自由化を前に外資系証券会社や異業種企業の参入が見込まれる証券業界では、業務・人員・ITシステムの本格的アウトソーシング化による抜本的なコスト削減と、コア業務への経営資源の集中に大きな関心が寄せられています。証券会社がビッグバンに対応するための1つのメソッドとして、新会社では証券後方事務(バックオフィス)代行まで踏み込んだ高度なソリューションサービスをご提供してまいります。このように本格的な金融業向けアウトソーシング事業を行うのは、新会社が国内初です。

  2. CRMソリューションビジネス
    新会社では、主に金融機関におけるテレマーケティング、テレホンバンキング、カードセンター等の業務運営サポートを実現する、幅広いCRM(Customer Relationship Management)商品を提供します。先端技術を駆使し、最適なコンサルテーションにより、投資家をはじめとするエンドユーザ窓口機能を提供し、付加価値ビジネスへのソリューションパートナーを目指します。

新会社では、CIC社の金融業界全般のソフト開発やセンター運用における高いノウハウを継承し、当社のソリューションノウハウと融合することで、今後競争激化が予想される金融業・証券業へ向けたアウトソーシングビジネスの強化や、CRMビジネス等新しいソリューション戦略の市場展開を図ります。

[新会社の概要]

1.正式社名:富士通エフ・エス・オー株式会社
2.所在地:大阪府吹田市出口町20-1
3.設立:平成11年4月1日
4.代表者: 東口豊(あずまぐち ゆたか 現富士通株式会社システム本部長付)
5.資本金:2億円(富士通100%出資)
6.売上高:約40億円(1999年度見込)
7.従業員数:約200名(1999年度見込)
8.連絡先:06-6388-5661(本社代表)〔4月1日から〕
社名の由来は、Fujitsu Financial Solutions & Outsourcingです。

以 上


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