[ PRESS RELEASE ] |
![]() 1999-0121 平成11年6月8日 富士通株式会社 |
当社はこのほど、IA(Intel Architecture)サーバ「GRANPOWER6000シリーズ」の全機種にインテル社の最新プロセッサPentium(R)IIIを採用することでラインアップを一新し、6月8日より販売を開始いたします。
近年、ますます厳しくなる経営環境を乗り切るために、ネットワークを活用した情報システムの構築が急務となっています。 この課題に応えるために、永い間オフィスコンピュータで蓄積してきた資産を継承し、西暦2000年問題に対応したIAサーバ「GRANPOWER6000シリーズ」に、インテル社の最新プロセッサPentium(R)IIIを採用しました。 これにより、ネットワークコンピューティング環境での新たな業務形態に対応します。 さらに、最上位モデルには高性能のPentium(R)III Xeon(TM)プロセッサ500MHzを搭載することで、企業経営をますます発展させます。
加えて、ネットワークを低コストかつ容易に活用するシステム構築のために、全世界のインターネット上のWWWサーバで約57%と最も多く使用されている著名なWWWサーバソフトウェア「Apache(アパッチ)」を、「GRANPOWER6000シリーズ」に移植し、「ASP V13 WWWサーバ」として提供します。
また、「GRANPOWER6000 モデル520」と「GRANPOWER6000 モデル720」にラックマウントモデルを新たに追加します。 これにより、設置面積を従来に比べ約1/3とし、増設機器の追加と設置を容易にします。
【税別価格と出荷時期】
「GRANPOWER6000シリーズ」【販売目標】
・モデル320
・モデル520
・モデル720
・モデル920:
:
:
:185万円より、1999年7月初め
320万円より、1999年7月初め
990万円より、1999年7月初め
3,209万円より、1999年8月初め
「GRANPOWER6000シリーズ ラックマウントモデル」
・モデル520 24Uタイプ
・モデル720 24Uタイプ
「ASP V13 WWWサーバ」:
:
:300万円より、1999年8月初めより順次
970万円より、1999年8月初めより順次
10万円、1999年7月初め
今後2年間で、インテル アーキテクチャベースのサーバ全体(GRANPOWER5000も含む)で、国内・海外合わせて20万台の出荷を予定しています。今回のラインアップ一新によりIAサーバ「GRANPOWER6000シリーズ」は、お客様の資産を確実に継承しながら、ネットワークコンピューティング環境に最適なシステムを実現します。
今後も「GRANPOWER6000」は、基本ソフトウェア「ASP」のPOSIX(*2)-APIを基盤に、将来に渡り基幹業務サーバとして中心的な役割を果たせるよう、WWWセントリックなシステムの構築に向けたシステム環境の整備と、CORBA(*3)、EJB(*4)などのネットワークコンピューティングの新技術への対応をさらに強化してまいります。
【発表商品の概要】
【用語説明】
【商標について】
*1: Apache
This Product includes software developed by the Apache Group for use in the Apache HTTP server project(http://www.apache.org/).*2: POSIX(Portable Operating System Interface for computer environments)
IEEEのP1003委員会が規格化を行っている、UNIXをベースとしたポータブルOSの仕様です。*3: CORBA(Common Object Request Broker Architecture)
オブジェクトマネッジメントグループが規定している分散ミドルウェアプラットフォームの国際標準アーキテクチャです。 異機種間接続、相互運用、マルチ言語対応などの特徴を持ちます。*4: EJB(Enterprise Java Beans)
Java言語を使ったサーバアプリケーションを開発・実行するためのプラットフォーム仕様です。サーバアプリケーション開発で必要となる各種サービス(トランザクション処理、セッション管理等)を標準で提供したり、コンポーネント(部品化されたアプリケーション)を使ったアプリケーションの開発をサポートするなどの特徴を持ちます。*5: 「ASP WWWサーバ/EX」
「ASP WWWサーバ/EX」は「ASP WWWサーバ」に含まれます。
以上