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平成11年7月5日
株式会社富士通静岡エンジニアリング
富士通株式会社

Javaプログラムのポータビリティ検証ツール「J Scan」新発売

〜 ネットワークコンピューティングの記述言語Java開発を支援 ! 〜

株式会社富士通静岡エンジニアリング(本社:静岡県静岡市、代表取締役社長:田口 尚三)と富士通株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:秋草 直之)はこのほど、Javaプログラムのポータビリティ検証ツール「J Scan(ジェイ スキャン)」を共同開発し、7月9日より株式会社富士通静岡エンジニアリングから販売を開始いたします。

Javaは、『Write Once、Run Anywhere(TM):一度プログラムを作成すればどこのプラットフォームでも動かすことができる』の理念を持ちます。このJavaを用いることにより、これまでのアプリケーションの開発と業務を大きく変えることができます。
しかし、このようなJavaで開発したアプリケーションであっても、実際に動作する環境を使って問題がないことを検証する必要があります。

当製品は、実際に動作させる環境が無くても、Javaで開発したアプリケーションの検証が行えるため、アプリケーションの開発と検証の期間を短縮することができます。

【価格】

「J Scan V1.0」:4,800円 (税込み)
【提供開始】
平成11年7月9日から提供します。
【販売目標】
1年間で、3,000本の販売を予定しています。
【販売方法】
ホームページ(URL:http://www.fsel.co.jp/jscan/)から、シェアウェアとして販売します。
【販売元】
株式会社富士通静岡エンジニアリング
【開発元】
株式会社富士通静岡エンジニアリングおよび富士通株式会社
【動作環境】
OS: Microsoft(R) Windows(R)95、Microsoft(R) Windows(R)98、
Microsoft(R) Windows NT(R)4.0
メモリ:32MB以上を推奨(OS含む)
ハードディスク:最小 3MB、最大 11MB
【必須ソフトウェア】
Java Development Kit 1.1.6以降、Webブラウザ (Microsoft(R) Internet Explorer4.0以降、または、Netscape Communicator(TM) 4.0以降)
【「J Scan」の機能 】
  1. Javaアプリケーションのポータビリティチェック機能
    開発されたJavaアプリケーションが使用しているJava APIが、動作する環境(JDK)のサポート範囲であることをチェックし、問題なく動作することを判定します。なお、チェック可能なJava APIは、JDK 1.1以降、Java2 SDK、PersonalJava、およびEmbeddedJavaです。

  2. チェック結果をサポートするアナライザ機能
    Javaアプリケーションを構成するクラスとメソッドを解析し、クラスの継承関係とメソッドの使用状況を参照することができます。これにより、開発したアプリケーションに問題があった場合に、トラブル箇所の特定が行えます。主な解析情報は、クラスの継承図、クラスとインタフェースの情報、使用しているJava APIメソッド一覧などです。

  3. チェック結果に対するアドバイス機能
    ポータビリティチェックの結果と問題の対処方法を分かりやすく説明します。

  4. Webブラウザでの表示機能
    ポータビリティチェックの結果と問題、およびアナライザ機能で得られた解析情報を、HTMLファイルに変換します。これにより、Webブラウザで内容を確認することができます。

【商標について】

以上


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。