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![]() 1999年7月14日 富士通株式会社 日興證券株式会社 |
富士通株式会社(社長:秋草直之)と日興證券株式会社(社長:金子昌資)は、証券業務系システム関連部門における業務提携、およびインターネットを活用した証券会社(日本初のイントロデューシング・ブローカー)の設立に向けて基本合意致しました。
この提携により、両社グループの有するシステム関連技術と証券ノウハウを統合した、先駆的な証券業務系システムの開発運用会社を通じ、金融ビッグバンに対応した高度で多様なサービスを幅広く提供してまいります。また、富士通は100%子会社であるニフティのお客様を始めとするインターネット利用者に対する利便性の向上を実現し、日興證券は子会社である日興ビーンズ証券の取扱商品販売チャネルの拡充を実現します。
富士通は先般発表した「@nifty(アット・ニフティ)」(本年11月発足予定)において、ネットワークを活用した新ビジネスの「場」の提供を表明致しましたが、本事業はその一環としての具体的事業となります。
富士通株式会社、日興證券株式会社、日興ビジネスシステムズ株式会社(日興證券100%子会社)は、それぞれの経営資源、ノウハウの相互活用を通じ、証券等の金融関連システムビジネスを展開するとともに、それぞれの事業基盤の強化を図ることを目的とし、合弁事業を行います。
日興ビジネスシステムズ株式会社はシステム関連部門等を合弁会社に営業譲渡します。
合弁会社の概要は以下の通りです。
(1) 社名: | ファイナンシャル・ネットワーク・テクノロジーズ株式会社<FNT>(仮称) |
(2) 営業開始予定日: | 平成11年10月1日 |
(3) 資本構成: | 富士通グループ50%、日興證券グループ50% |
(4) 役員構成: | 取締役は両社グループより同数づつ選出 |
富士通株式会社、日興證券株式会社は、メガ・プロバイダーサービス「@nifty」のお客様を始めとするインターネット利用者にご利用頂くインターネット証券会社として、「インターネット・トレーディング証券株式会社<ITS>」(仮称)の設立を目指します。ITS証券は、ビジネス・インフラとして、日興證券グループのオンライン証券会社である「日興ビーンズ証券」と連携した、日本初のイントロデューシング・ブローカーとして業務を開始致します。
インターネット証券会社の設立は、インターネット上での独自ファイナンシャルサイトの構築となり、また、日興ビーンズ証券は取扱商品販売チャネルの充実を実現できることとなります。両社は新会社を通じ、急速に進展するインターネット商取引環境を最大限に活用し、先駆的事業展開を行ってまいります。
インターネット証券会社の概要は以下の通りです。
(1) 社名: | インターネット・トレーディング証券株式会社<ITS>(仮称) |
(2) 設立予定日: | 年内を予定(諸手続きが整い次第) |
(3) 営業開始予定日: | 平成12年1月(予定) |
上記に関連し、インターネット・トレーディング証券株式会社、日興ビーンズ証券株式会社、ファイナンシャル・ネットワーク・テクノロジーズ株式会社はオンライン証券ビジネスに関する業務提携契約を締結致します。
以上
<今回の提携の概要>