[ PRESS RELEASE ]

1999-0013 平成11年1月23日 富士通株式会社

当社は、このほど、中国・南京大学と、ソフトウェア開発合弁会社「南京富士通南大軟件技術有限公司」を設立することに合意し、1月23日に合弁会社設立の調印式を実施いたしました。

江蘇省、特に南京地区では、ソフトウェア産業の育成に力を入れており、当社は1995年以降、南京大学の協力を得て、ソフトウェアおよび組み込み型ソフトウェア(ファームウェア)の開発を委託し、成果を挙げてきております。
これまでの関係をさらに発展させるため、昨年から会社設立について南京大学と検討を行ってきた結果、今回、合弁会社設立の調印式を迎える運びとなりました。

当社は、かねてより中国全土でビジネスを展開しており、主要8都市に駐在員事務所を設置するとともに、通信、コンピュータ、電子デバイスの生産拠点や研究開発拠点など15社を設置しています。今回、江蘇省でのソフトウェア開発会社の設立は初めてとなります。

新会社「南京富士通南大軟件技術有限公司」は、本年2月に設立し、4月から業務を開始する予定です。南京地区における優秀な人材を採用し、当社の中国における有力なソフトウェア開発拠点として発展させてまいります。当社では、今後とも、中国でのソフトウェア市場の急拡大をにらみ、中国におけるソフトウェア産業の発展も支援してまいります。

当面は当社の製品の受託開発を事業の中核といたしますが、中国でのソフトウェア市場の整備、拡大に伴い、中国市場向けの製品開発も推進していく予定です。

【新会社概要】

会社名称 英文	:	南京富士通南大軟件技術有限公司 Nanjing Fujitsu Nanda Software Technology Co. Ltd. 略称 FNST
所在地	:	中国江蘇省南京市广卅路16号-202
代表者	:	董事長 沈健(南京大学科技実業集団公司総経理)
従業員数	:	開業時30名程度を予定
設立	:	1999年2月(予定)
開業	:	1999年4月(予定)
資本金	:	112万USドル
出資比率	:	富士通 南京大学 約87% [富士通(中国)有限公司を通して出資] 約13%
事業内容	:	・ソフトウェアおよびファームウェアの開発製造と販売 ・ソフトウェアおよびファームウェアの新技術の研究開発、企画、 市場調査、コンサルテーション

以 上