添付資料

TeamWAREの製品概要

【TeamWARE Office V5.3(新バージョン)】

現在提供している「TeamWARE Office V5.1」を、大中規模システム(マルチサーバ運用)向けの「TeamWARE Office Enterprise Edition」と名称変更します。さらに、小規模システム(シングルサーバ運用)向けに必要な機能を絞り込み、インストール/セットアップや、バックアップなどの管理者業務を簡易化し、導入・運用コストを大幅に削減したエントリモデル「TeamWARE Office Workgruop Edition」を新たに提供します。
  1. インターネット/イントラネットとの情報融合(Webサービス機能)の強化
    Webサービス機能により、WebブラウザからTeamWARE Officeの各サービス、データが活用できます。(「Enterprise Edition」と「Workgroup Edition」共通機能)

    いつでも、どこでも、誰でも、簡単利用
    Webブラウザがあれば、社内・出張先・自宅など、どこからでも「TeamWARE Office」のメール・ライブラリ・フォーラム・カレンダー・利用者情報の各サービスやデータを活用することができます。また、「INTERTop」やZAURUSといった携帯ツールのWebブラウザに対しても、ブラウザの種別を自動判断し、最適な画面が表示されます。
    HTML作成知識が無くてもWWW上へ簡単に情報発信が可能
    「TeamWARE Office」のライブラリやフォーラムなどの各入れ物、そして全ての登録データには、それぞれ個別のURLが自動で割り振られ、URL名による利用が可能となります。 また利用者はHTMLの知識がなくても簡単に、広範なWebブラウザ利用者に情報の発信ができます。(Webサーバは必要ありません。)
    ホームページのデータと「TeamWARE Office」のデータを統合的に利用可能 ホームページから「TeamWARE Office」のデータを参照したり、「TeamWARE Office」のデータからホームページのデータを参照したりと、データの相互参照が可能です。
    イントラネット業務環境に合わせたシステム構築
    個別業務画面をHTML形式で作成して、「TeamWARE Office」の各サービスを呼び出して利用することが可能です。
    他社製品との接続性の強化
    従来のPOP3、IMAP4、SMTP、MIME、NNTP、ICAPといったインターネット標準プロトコル対応に加えて、新たにLDAP V3へも対応しました。 LDAP対応のEメールクライアントから他のLDAPサポートシステムのディレクトリ情報を検索して、メールの宛て先などに指定することができます。ただし、「Workgroup Edition」は、MIMEのみに対応しています。

  2. モバイル環境への対応強化(オフライン利用機能の提供:Enterprise Edition)
    顧客訪問など出張の多いビジネスマンを強力にサポートします。オフィスで一括して未読メールを取り出し、移動中に内容を参照して返事を書いたりと、オフィス外での空き時間の有効活用が行えます。

  3. 大規模・分散システムの運用管理の効率化(Enterprise Edition)
    当社のシステムの運用を管理する「SystemWalker」と連携して、分散した「TeamWARE Office」サーバ群を一元管理することができます。 遠隔地からの稼働状況やトラブル監視、自動バックアップのスケジューリング、さらには広域に分散したサーバ間のユーザや資源の移動など、運用管理の集中化・自動化を通じて効率化を実現します。

  4. セキュリティの強化(Enterprise Edition)
    運用上の安全性の確保のため、従来の外部からのコンピュータウィルスの侵入(E-Mail連携やニュースサーバ連携等)の監視に加えて、既存の「TeamWARE Office」データベース内のウィルス感染も、一括して検査することができるようになります。 ウィルスが発生すると、感染した文書は、自動的に取り出せなくなります。
    注) 本機能は、「TeamWARE Office」に対応したネットワークアソシエイツ社の「BrickPiler for TeamWARE Office Ver.1.0」が必要となります。
    注) 本機能は、Windows NT版にのみ提供されます。

  5. 日英混在利用の充実(Enterprise Edition)
    日本企業の海外展開などを踏まえ、日本人と外国人がコミュニケーションを図るため、英語サーバ/日本語クライアント、日本語サーバ/英語クライアント環境での「TeamWARE Office」の利用を可能としました。

    ◆英語サーバ環境において

    ◆日本語サーバ環境において

  6. 音声連携・FAX連携機能の充実(Enterprise Edition)
    CTIサーバと連携して、電話などの音声メッセージをメール送信したり、送られてきた音声メッセージを、電話を利用して再生することができます。これによりお客様からの電話による意見、クレームなどを音声データとしてメールで迅速・確実に伝えることができますので、コールセンター業務の一層の効率化を図ることができます。 また、届いているメールを指定したFAXに取り出すこともできます。

  7. 各種業務パッケージとの連携強化(Enterprise Edition)
    販売管理パッケージ「FMMAX」や顧客管理パッケージ「BIG」とのメール連携機能を提供します。 これにより使い慣れた画面からTeamWAREのメールを呼び出し、情報伝達をスピードアップできます。
    また、中小企業向けSFA(エスエフエー:Sales Force Automation)パッケージ「High IMPACT TeamWARE」と連携し、TeamWAREで管理している情報を有効に営業活動に役立てることが可能です。さらに、ISO文書管理パッケージソフトウェア「オフィスフロー ISO」と連携し、膨大かつ重要な文書をライブラリで一括管理することが可能です。

  8. 業務アプリケーション開発環境の強化(Enterprise Edition)
    業務アプリケーションを効率的に開発するために必要な各種デザインツール、豊富なコンポーネント部品、及び各種サービスを標準装備したアプリケーション統合開発環境「APWORKS」を利用して、「TeamWARE Office」を利用した業務アプリケーションを構築することができます。APWORKSはJavaや、社外製部品が豊富なActiveXにも対応しています。

  9. 小規模システム向けエントリモデル(Workgroup Edition)
    小規模利用(シングルサーバ運用)向けグループウェア製品として、Webブラウザから「TeamWARE Office」の基本的なサービス機能を利用できる、簡易導入・簡易運用を実現した「Workgroup Edition」を提供します。

    導入・運用管理が非常に簡単
    インストールや環境設定などの導入作業や、データのバックアップ/リカバリなどの日常の運用管理作業は、メニュー選択で簡単に行えます。
    容易なクライアントのメンテナンス
    クライアントは、Webブラウザが主体のため、クライアント毎に専用クライアントのインストールや環境設定を行う必要がなく、すぐに手軽に利用できます。またクライアントソフトのレベルアップ作業といったメンテナンスコストも削減されます。
    お試し用サンプルデータの提供
    インストール後、実際の業務環境に近い形で直ちに試行できるようにサンプルデータが添付されています。

【TeamWARE Flow V3.0L20 (レベルアップ)】

  1. 業務サンプル(テンプレート)の充実
    ワークフローアプリケーションを構築する場合、即時運用が可能で、かつ実際の業務に則ったテンプレートを利用することで、大幅な開発生産性の向上を図ることができます。

    このたび、従来から提供しているテンプレートを豊富な適用事例を踏まえてリニューアルすると共に、「APWORKS」で開発したテンプレートも追加し、合わせて32種類を提供します。
    また、これらのテンプレートをベースに、お客様のニーズに合わせたワークフロー業務を構築するカスタマイズサービス(有償)も提供します。

  2. Lotus Notes/Microsoft Exchangeとの連携強化
    ロータス株式会社「Lotus Notes」及びマイクロソフト株式会社「Microsoft Exchange」と連携したワークフローシステムを構築するための、「TeamWARE Flow Notes 連携オプション」 及び「TeamWARE Flow Exchange 連携オプション」を新たに追加しました。

    TeamWARE Officeだけでなく、Lotus Notes、Microsoft Exchangeの各グループウェアが持つ利用者情報を使った認証、及びフロー回送先の指定ができます。ワークフロー固有の利用者管理が一切不要であり、利用者の一元管理が可能です。
    「APWORKS」のワークフロー機能を利用して、Lotus Notes、Microsoft Exchangeと連携した電子伝票システムが構築できます。
    • 起案アイコンにより伝票の起案を簡単に行うことができます。起案アイコンは、専用ツールを使用して簡単に作成することができます。
    • メールを使用して案件の到着を確認することができます。メールの添付文書を開くだけで承認作業を行うことができます。

  3. インターネット/イントラネット連携の強化
    Active Server Pages(ASP)に対応
    インターネット/イントラネット環境で動作する、ワークフロー業務を簡単に開発するたためのWebアプリケーション開発インタフェース(Flow Objects)を提供します。 これにより、マイクロソフト株式会社のActive Server Pages(ASP)で動作するサーバーサイドのワークフロー業務を、VBScriptなどを利用して簡単に構築することがきます。
    • クライアント側に必要なプログラムはWebブラウザだけです。クライアント側のOSに依存しないので、プログラム開発やクライアントの管理が軽減できます。

    • データベースと連携するワークフロー・アプリケーションも、Active Server Pages(ASP)の基本機能を利用して、VBScriptなどで容易に開発できます。
    WWW連携機能の強化
    従来から提供しておりましたWWW連携機能についても、データベースアクセス処理を中心に機能エンハンスを実施しました。 インターネット/イントラネット環境で動作する強力かつ柔軟なワークフローアプリケーションを構築することができます。

【APWORKS】

「APWORKS」は、業務アプリケーションを効率的に開発するための当社SOLUTIONVISIONに基づいた統合開発環境です。各種アプリケーションの開発に必要な、豊富なコンポーネント部品や必要なデザインツール、各種サービスを標準装備しています。また、柔軟性が高く、かつ生産性の高いコンポーネント指向のRAD開発環境を提供します。
従来「TeamWARE Developer for Flow」として提供していましたFlowACT(*2)と、コンポーネントデザイナー(*3)といったツールを機能強化し「APWORKS」に組み込みました。
「APWORKS」は、グループウェアを利用したアプリケーションの開発環境として、「TeamWARE Office」のサービスを活用するためのJavaクラスライブラリ及び、JavaBeansを提供します。また、ワークフーロアプリケーションの開発環境としてFlowACT、Flow Objects(*4)及び、ワークフローコントロール(*5)を提供します。

<対応製品>
「TeamWARE Office V5.1、V5.3」、「TeamWARE Flow V3.0」

【Brick Piler for TeamWARE Office (ネットワークアソシエイツ社)】
「TeamWARE Office」の独自データベースに対応したウィルスチェックソフトウェアです。
ウィルスを検出した場合は、以下の処置を行います。

  1. 外部接続サービスからウィルス監視
    外部接続機能(MIMEゲートウェイ、X.400ゲートウェイ、NNTPサービス)からのウィルス侵入の監視を行います。

  2. データベース内のウェルスチェック
    「TeamWARE Office」データベース内の文書や添付ファイルなどのウィルス感染を検査します 。

<対応製品>
「TeamWARE Office V5.1L22、V5.3L10」
本ソフトウェア製品は、「TeamWARE Office」のWindows NT版にのみ提供されます。

【SystemWalker/ListWORKS(システムウォーカー リストワークス)】
SystemWalker/ListWORKSは、グローバルサーバまたはビジネスサーバで作成された帳票を、Windows上でオーバレイと重ねて表示、検索、データの抽出などを行う分散型電子帳票システムを実現するソフトウェアです。
  1. クライアント間での帳票データの送受信
    クライアント間で「SystemWalker/ListWORKS」の帳票データを送受信できます。「SystemWalker/ListWORKS」の帳票一覧画面または帳票表示画面から、帳票データ(及びオーバレイデータ)をメール発信することができます。また、印刷データが「SystemWalker/ListWORKS」形式に変換される時に、自動的に特定の宛て先にメールすることもできますので、タイムリーに最新帳票データを活用することができます。

  2. サーバにおける帳票データの登録通知
    帳票データが、グローバルサーバから転送されてサーバに登録されたことをメールを利用して利用者に通知できます。この場合は、サーバ上の帳票データの格納先(エントリ情報)だけをメールで通知しますので、メールのデータ量が少なくなり、回線負荷を軽減できます。

<対応製品>
「TeamWARE Office V5.1、V5.3L10」

【関連サービス商品】
グループウェアの導入に当たり、以下の各種サービスを提供しています。
  1. 「SCOPE(スコープ)」〜 オフィス業務改革 〜
    導入企画段階における現行業務の見直しを含めたコンサルティングサービスで、豊富 な業務ノウハウを持った専門スタッフによる業務分析と企画提案を実施するサービスです。

  2. 「ソリューションブティック(グループウェアブティック)」
    グループウェアソフトを活用して、ワークフローなどのオフィス業務の効率化を実現する業務アプリケーションを短期間に構築するサービスです。

  3. 「C/Sスタートアップサービス、パソコンLAN導入サービス」
    C/Sシステムの構築や、LAN導入時の各種環境設定をお客様に代わって専門スタッフが行うサービスです。

  4. 「C/Sサポートデスク」
    運用フェーズのシステム管理者向けに、システムに関する電話によるQA対応、問題解決支援、情報提供などを実施するサービスです。 さらにネットワークによるシステム監視や診断を行う「C/Sマネージデスク」も用意しています。

  5. 「HelpDesk、パソコンクイックサービス」
    運用フェーズの企業内パソコン利用者向けに、パソコンソフトに関する機能や操作に対しての質問に専門スタッフが電話で回答するサービスです。
【用語説明】
*2: FlowACT
テンプレートを利用して、プログラムレスでワークフロー電子伝票システムを構築するためのツール。 Lotus NotesやMicrosoft Exchangeとの連携機能を追加。
*3: コンポーネントデザイナー
「TeamWARE Flow」専用の開発環境で、拡張性に富んだワークフローシステムを短期に開発する本格的なイベント駆動型開発ツール。
*4: Flow Objects
インターネット/イントラネット環境で動作するワークフローアプリケーションを簡単に開発するための「TeamWARE Flow」用Webアプリケーション開発インターフェース。
*5: ワークフローコントロール
「TeamWARE Flow」によるワークフローアプリケーションを効率良く構築するためのコントロールを提供します。
  • TeamWARE Flowリンクコントロール
  • TeamWARE Flowプッシュボタンコントロール
  • TeamWARE Flowリストビューコントロール

以上