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1999-0083
平成11年4月26日
富士通株式会社

中国初のSDHマイクロ一級幹線システム、西安〜成都で完成

当社が中国最大の通信事業者・中国電信(中国郵電電信総局)から受注していました、西安〜成都間の一級幹線SDHマイクロ波多重無線システムがこのほど完成し、4月26日西安市にて最終検収式典が行われました。式典には中国電信幹部・関係者をはじめ、当社から森寺章夫常務取締役が出席しました。
中国での一級幹線SDHマイクロ波多重無線システムの完成は、本プロジェクトが初めてとなります。
*一級幹線:中国で複数の省にまたがって敷設される通信幹線

中国電信は95年よりSDHマイクロ一級幹線プロジェクトを展開しています。当社はプロジェクトの一つであります西安〜成都間(全長約800Km)を96年9月に受注し、97年12月に工事完了、初期検収・試運転を経て、本年3月初旬にネットワークマネジメントシステムを含む最終検収に合格いたしました。本プロジェクトは中国電信より、優秀プロジェクトを意味する「優良工程」と評価され、式典当日表彰を受けました。

本プロジェクトは、無線部分について西安富士通通信設備有限公司(本社:中国西安市、総経理:倉地孝一)と、伝送部分について南京富士通通信設備有限公司(本社:中国南京市、総経理:伊藤昭二)と共同で推進してきました。今後のアフターサービスも両社がそれぞれ行い、当社は引き続き両社を支援してまいります。

当社は本プロジェクトに加え、西安〜石家荘間(約800Km)を97年12月に、成都〜重慶間(約300Km)を98年6月に受注しております。西安〜石家荘間については本年5月に工事を完了する予定であり、成都〜重慶間については本年5月より工事を開始する予定です。
これら三つのルート全てが完成すると、中国大陸を縦断する全長 約2,000KmのSDHマイクロ波多重無線システムが完成することになります。
当社では、本プロジェクトの完成を大きなはずみとし、今後の中国・一級幹線プロジェクト受注に向け尽力してまいります。

以 上


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