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1998-0194
平成10年9月24日
富士通株式会社

HTML自動合成パッケージ「InfoArk EZ-Pack」販売開始

当社はこのほど、企業のWEBページを作成するHTML(*1)自動合成パッケージ「InfoArk EZ-Pack」(インフォアーク イージーパック)を開発し、9月28日より販売いたします。
当製品を用いると、同じURL(*2)にアクセスしても、利用者毎に表示する項目(コンテンツおよびリンク)を変えられるWEBページを、簡単に作成できます。

インターネットやイントラネットにおいて、同一のURLでアクセスした人毎に、その立場や権利などから必要となる項目のみが表示されるようにすれば、利用者は効率的にWEBを活用でき、かつ、WEBの管理者は、より細かなコンテンツ管理が可能にな ります。
これまでは、同じURLでありながら利用者毎に異なった表示項目のWEBページにするには、元となるWEBページを複数作成したり、表示項目を制御するスクリプトと呼ばれる言語でアプリケーションを開発する必要がありました。

「InfoArk EZ-Pack」は、表示の自由度が高いWEBページ自動合成パッケージ「InfoArk」を、より簡単な操作で利用者毎のWEBページを作成できるようにしたものです。
WEBページの作成者は、WEBページを表示する単位毎に分割し、設定画面からそれぞれに利用者のIDを登録するだけで、利用者毎に異なった表示項目のWEBページを作成できます。



【価格】 「InfoArk EZ-Pack」(Solaris版) 70万円/1サーバ(税別)
「InfoArk EZ-Pack」(Windows NT版) 50万円/1サーバ(税別)

【出荷開始日】 平成10年9月28日 (Solaris版,Windows NT版)

【販売目標】 100本/年間(Solaris版,WindowsNT版合わせて)

【動作環境】
Solaris版
<ハードウェア環境>
Solaris 2.5.1以降が動作するSun互換機(Sun4以上)
64MB以上の実装メモリ

<ソフトウェア環境>
OS:Solaris 2.5.1以降
WWWサーバ:Netscape Enterprise Server V2.01以降
Windows NT版
<ハードウェア環境>
Microsoft Windows NTが動作する環境(PC/AT互換機)
64MB以上の実装メモリ
CPU Pentium100MHz以上推奨

<ソフトウェア環境>
OS:Microsoft Windows NT Server 4.0以降
WWWサーバ:Microsoft Internet Information Server V3.0

【InfoArk EZ-Packの特長】

  1. 利用者毎に異なるWEBページを自動合成
    例えば、一般社員がアクセスした場合には、その社員がアクセスできない情報は表示項目(情報およびリンク)が表示されないため、その情報の存在さえ意識することはありませんが、管理職がアクセスした場合には、同じWEBページに管理職だけに必要な情報が即座に生成され表示されます。

  2. 既存のWEBページ資産の利用が可能。スクリプト等の作成も必要なし
    スクリプトなど難しい知識は必要ありません。
    当ソフトウェアが用意した設定画面から、既存のHTMLファイルを分割し、それぞれのファイルを、利用させたいユーザのIDを設定するだけで、管理者の行う作業は完了です。

  3. WEBページの管理はすべて標準のブラウザから可能
    当パッケージを使用して作成したWEBページの設定やユーザ、グループの管理はすべて標準のブラウザで行なうことができます。


以上



プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。