[ PRESS RELEASE ] |
![]() 1998-0055 平成10年3月24日 富士通株式会社 |
当社はこのほど、道路建設や下水道整備、港湾施設整備など公共事業の工事費を積算するアプリケーションパッケージ「superESTIMA V4」を開発し、都道府県や、市町村などの地方公共団体向けに4月1日より販売開始いたします。
本製品は、昭和56年に当社汎用コンピュータ「Mシリーズ」対応のホスト集中パッケージとして発売以来、クライアント・サーバ型への対応や、積算機能など充実してまいりました。平成10年1月現在、販売累計630 団体3500システムを突破し、当分野で最もシェアの高い自治体向けアプリケーションパッケージであります。
今回、建設省殿の「新土木工事積算大系」への対応、積載機能の充実、操作性の向上など機能アップを図りました。また、データの金額情報の暗号化を設けたセキュリティ機能や、作成中の設計書を自動保存するリカバリ機能など、お客様に安心してご利用いただける機能も充実いたしました。
さらに、カスタマイズ性にも優れており、お客様にあったシステムを短期間、低コストで構築いたします。全国で20ヶ所の専用サポートセンターにより、稼動後も、お問い合わせ、レベルアップ対応などきめ細かなサービスをご提供してまいります。
【価格(税別)】
【販売目標(今後3年間)】
・積算システム superESTIMA V4 220万円〜 ・基準改訂システム superESTIMA/KIJUN V4 120万円〜
「superESTIMA V4」の特長
・積算システム superESTIMA V4 1,500本 ・基準改訂システム superESTIMA/KIJUN V4 100本
(1) | 新積算手法への対応 建設省や農林水産省などの「工事工種の体系化」に対応し、工種ツリーを利用した入力方法を採用しました。画面に表示されたツリー図で工事の内容を選択しながら設計書を作成するので、自然に設計作業の標準化が図れます。 また、設計書データをデータベースに蓄積することができるのでMicrosoft(R)ACCESSなどを利用すれば、エンドユーザも簡単にデータの加工や、再利用ができます。 |
(2) | 積算機能の充実 工事内訳の入力は、用意した標準歩掛(*)の条件を選択していく条件入力方式と、新たに材料や、労務を積み上げていく明細入力方式のどちらでも可能です。 また、設計書の作成中に非標準歩掛を作成することも簡単にできるようになりました。登録単価機能を利用すれば、設計書ごとに市場単価の値が採用できます。 さらに、逐次計算、直接工事費の逆算など、計算機能も新たに追加して充実しています。 |
(3) | 使いやすさ追求 Windowsアプリケーションの標準的なGUIを採用しているので、操作が簡単で、一般のOAソフトと同じイメージで使用できます。オンラインヘルプ機能や印刷プレビューも搭載しました。 また、既存の設計書の流用、合算、複数設計書の同時作成など、設計書の作成支援機能を充実させました。 |
(4) | 毎年の基準改訂作業も簡単 基準書版下、省略単価表、施工単価親子階層一覧表など、改訂作業を支援するユーティリティ機能が充実しています。 また、(財)日本建設情報総合センター(JACIC)殿が提供する「建設省新土木工事積算システム基準データ」の取り込みを可能にしました。建設物価調査会・経済調査会等が市販する単価データの取り込みも可能なため、改訂作業の負荷が軽減できます。当社で改訂作業の委託のご要望にもお応えいたします。 |
(*)歩掛・・・・公共土木工事の作業単位ごとに必要な労務・機械・材料の数量
【動作環境】
・ ハードウェア : 富士通 FMVシリーズ、またはGRANPOWER5000シリーズ CPU : Pentium 133MHz以上 メモリ : 48MB以上 ハードディスク : 300MB以上(データ別) 画面解像度 : 800×600ドット以上 ・ ソフトウェア : Microsoft(R) Windows NT Workstation V4.0
または、Microsoft(R) Windows NT Server V4.0
以 上
* 記載の商品名などは、各社の商標および登録商標です。