[ PRESS RELEASE ] |
![]() 1998-0052 平成10年3月20日 富士通株式会社 |
当社はこのほど、次世代情報システム構築を企画・立案するコンサルティングサービス『SCOPE/OPENframework(スコープ/オープンフレームワーク)』を、ネットワークコンピューティングに対応させ、新サービスとして3月20日より提供開始いたします。
SCOPE/OPENframeworkは、当社のトータルソリューション体系である『SOLUTIONVISION』のサービスレイアに位置づけられます。
インターネットを代表としたネットワークコンピューティングの出現で、電子モール・電子決済などビジネスチャンスは拡大しています。しかし、これらの技術を企業活動に取り込むためには最新技術を正確に評価し、お客様のシステムにどう適用していくかの明確な基準を持つことが必要です。お客様から「基幹システムをインターネット技術を駆使して構築したい」、「3年先の技術を見越したシステム企画をまとめたい」などの要求に対し、 最新技術をどのように活用していくのかといった指針を『情報システム展開シナリオ』として短期間で策定することは必須となっています。
SCOPE/OPENframeworkは、新しい情報技術の適用にあたり、技術面はもとより経営的観点や業務のあり方、 運用面等にも言及した情報システム展開シナリオを短期間で作成するサービスであり、 SFAやサプライチェーンマネージメント等の活用による企業の活動スタイル刷新時にもお役に立ちます。
また、従来SCOPE/OPENframeworkは、 当社のIT技術に強いSEが実施しておりましたが、今後、当社コンサルタント制度に基づいた厳格な認定資格を満すコンサルタント(OPENframework)が実施し、より高い付加価値をご提供してまいります。
【SCOPE/OPENframework特長】
【税別価格】 | 個別見積もり(標準的な価格:500万円〜2,000万円) 例)メインフレーム上の全社システム再構築で1,000万円(期間 約3ヶ月) |
【販売目標】 | 今後3年間で約20億円の販売見込み |
SCOPE/OPENframeworkは、次世代情報システムインフラ(IT)の企画・立案サービスとして、クライアントサーバ技術が台頭する中、平成6年3月より提供を開始し、これまで、国内はもとよりオーストラリア・韓国等海外を含め約100社のお客様にご利用いただきました。
本サービスにより、お客様からは次のような高い評価を受けています。
なお、SCOPE/OPENframeworkはヨーロッパで豊富な実績のあるシステム統合化を実現するための方法論『OPENframework』(英国ICL社開発)をベースに当社がカスタマイズを行ったものです。ICL社のテクニカルディレクターであるA.ボスウェル氏からは、『ICLは、情報化社会の要求に応えるべくOPENframeworkをエンハンスしています。 今回のSCOPE/OPENframework強化の特長は、この情報化社会の発展に対応していることです。ICLは、富士通及び世界中のお客様とともに最先端の情報化社会を構築する方法の一つとしてOPENframeworkを利用します。』 という旨のメッセージをいただいており、当社は今後もこれをICL社と共同で維持発展させることで、グローバルな展開を図っていきます。
以 上
(注)※ | SCOPE | : | System design Consulting, Planning & Estimating service |
※ | SFA | : | Sales Force Automation(営業プロセスのシステム化を指す言葉) |
※ | Javaは米国およびその他の国における米国Sun Microsystems, Inc.の商標、または登録商標です。 | ||
※ | CORBA | : | Common Object Request Broker Architecture(オブジェクト思考技術の標準化団体であるOMGが策定した異機種アプリケーション連携のための標準仕様) |
※ | IT | : | Information Technology |
※ | OPENframeworkは、富士通グループの企業である英国ICL社の登録商標です。 |