[ PRESS RELEASE ] |
![]() 1998-0132 平成10年6月29日 富士通株式会社 |
当社はこのほど、急速に市場が拡大しつつある中小規模CTI市場向けに、コールセンターを構築するハードウェア、業種/業務に特化したアプリケーションを6月29日から販売開始いたします。
CTIの代表的な利用分野であるコールセンターは、ナンバー・ディスプレイサービス(発信電話番号表示)が本格的に開始されたことや、消費マインドの冷え込みによるOne-to-Oneマーケティングの重視から、すべての業種/業態から注目されています。
特に最近では、中小規模のオフィスにおいても市場ニーズが拡大しており、手軽に、しかも既存の業務との連携ができるシステムが必要とされています。
当社は、96年8月にCTIソリューションを発表し、本年2月には企業のマーケティング戦略強化の観点から、データウェアハウスなど最新IT技術を駆使したコールセンターの構築を、コンサルティングから運用支援までサポートする『@CRMvision(シーアールエムビジョン)』を発表し、国内でトップレベルの実績を有しております。
CRM:Customer Relationship Management
今回、手軽な導入と業務アプリケーションとの容易な連携ができるCTIカスタマーコンタクトキット『ボイスフレンド』を新たに商品化し、従来からご好評の中小規模向け情報交換システム『E-200シリーズISS』のコールセンター機能を強化いたしました。
また、業種/業務に特化したアプリケーション、『コールディスプレイサービス』、『カーディーラー向け営業支援システム』を新たに提供いたします。
さらに、連携パッケージの充実を図り、その第一弾として、顧客管理パッケージで績のあるイリイ株式会社『BIG(ビッグ)シリーズ』と、通販大手の株式会社ムトウのグループ会社である株式会社ミック『通販SHERPA CLUB(シェルパクラブ)』と連携いたしました。
今後、すでに提供済のCTI開発キット『TAPI-OCX(*2/3)』を活用し、市場に浸透している著名な業務パッケージとの連携など適用アプリケーションの拡大を図ってまいります。
【提供商品】
1) | CTIカスタマーコンタクトキット『ボイスフレンド』 (98年8月末提供)
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2) | 情報交換システム『E-200シリーズISS』ACD/MIS(*1)システム (即日)
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1) | 『コールディスプレイサービス』(98年7月提供)
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2) | 『カーディーラー向け営業支援システム』(98年7月提供)
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【新商品の特長】
2)情報交換システム『E-200シリーズISS』コールセンター機能を強化
1)イリイ株式会社『BIGシリーズ』(98年9月提供予定)
2)株式会社ミック『通販SHERPA CLUB』(98年9月提供予定)
『TAPI-OCX』は、上記商品のような既存のアプリケーション、ISV(独立系ソフト会社)商品とのCTI連携を容易に実現する開発キットです。(平成9年11月より提供済)大規模かつ本格的コールセンターシステム『E-390/3900シリーズ CCS』から、今回提供するCTIカスタマーコンタクトキット『ボイスフレンド』まで、共通したアーキテクチャでCTI機能を開発することが可能となります。
なお、今回発表の新商品は、7月1日から開催される展示会『Computer Telephony WorldExpo Tokyo`98』(幕張メッセ)に出展いたします。今後、業種/業務のパッケージベンダーとの連携を強化していき、専用コーナーを設けて広く連携企業を募集する予定です。
*連携企業概要:
*1ACD/MIS : Automatic Call Distribution/Management Infomation System *2TAPI : Telephony Application Programming Interface *3OCX : OLE-Based control extension
イリイ株式会社
本社:東京都世田谷区
資本金:1億3,135万円社長:牛原 良三 株式会社ミック
本社:静岡県浜松市
資本金:4,000万社長:寺田 文男