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1998-0139
平成10年7月2日
富士通株式会社

16MビットシンクロナスグラフィックRAM新発売

〜業界最高クラスの143MHzの動作周波数を実現〜

当社はこのほど、富士通ヴイエルエスアイ株式会社(本社:愛知県春日井市,代表取締役社長:羽仁 利幸)と共同で、業界最高クラスの143MHzの動作周波数を実現した16MビットシンクロナスグラフィックRAM(以下SGRAM)「MB81G163222」を開発し、7月2日から販売を開始いたします。

SGRAMは、主にパソコンやワークステーションなどの画像用メモリやプリンタのバッファメモリとして使われております。

当社では、従来よりグラフィック用の画像メモリとして、8MビットSGRAMをご提供しておりますが、近年の大容量化、高速化へのご要求にお応えするために、このたび最高動作周波数が業界最高クラスの143MHzを実現した16MビットSGRAM「MB81G163222」を開発いたしました。
本製品は、入出力インタフェースには広く使用されているLVTTLを採用しております。
また、SDRAMの機能をベースに8Mビット品と同様、ブロックライト機能(*1),ライトパービット機能(*2)を搭載しており、グラフィック用機能を強化しておりますので、主に高速動作が要求されるパソコンやワークステーションなどのグラフィック分野に最適です。
さらに、取り付け高さが1.2mmの薄型パッケージ(TQFP100)を採用しておりますので、ノートパソコンへの搭載も容易です。

【サンプル価格】1,200円
【出荷時期】量産:平成10年7月から
【販売目標】120万個/月

【主な特長】

*1. ブロックライト機能搭載
連続する8コラムアドレスに同時にデータを書き込む機能です。書き込むデータはカラ ーレジスタと呼ばれる内部レジスタに、あらかじめ設定しておきます。画像データの塗りつぶしの時間短縮に効果的です。
*2. ライトパービット機能搭載
書き込むデータの任意のビットをマスクし、メモリ内のデータを保持する機能です。
データの任意のビットだけデータを書き換えたい場合に効果的です。
3. 薄型パッケージを採用
取り付け高さ1.2mmのTQFPを採用しておりますので、ノートパソコンのような薄型の製品にもご利用いただけます。
【主な仕様】

以 上


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。