[ PRESS RELEASE ] |
![]() 1998-0002 平成10年1月7日 富士通株式会社 |
当社はこのたび、ドイツ及び周辺諸国での通信ビジネス拡大のため『富士通テレコムドイツ(Fujitsu Telecom Deutschland GmbH)』をドイツ・ヘッセン州のフランクフルト市郊外に設立いたしました。
今回の新会社は、通信部門の拠点としては初めて欧州大陸に設立するもので、今後の需要の伸びが期待される広帯域通信に対応する製品であるATM(非同期転送モード)交換機、xDSL(加入者デジタル網)等の加入者系伝送装置、SDH(新同期デジタル網)等の基幹系大容量伝送装置を中心とした通信機器の販売・保守・技術サポートを行ってまいります。
当社は、既に英国バーミンガムに富士通テレコミュニケーションズヨーロッパ社(Fujitsu Telecommunications Europe Limited)を設立しており、同社を通信機器の製造・販売・技術サポートの拠点として、英国を中心に欧州市場で年間約200億円の売上を達成しました。
1998年1月1日より欧州では通信の自由化を迎えましたが、これは、従来は独占市場であった一般電話事業市場が開放され新規事業者の参入を認めるものです。当社はこれを欧州通信市場へ新技術を導入できる機会と捉え、新会社の
設立に踏み切りました。
当社では、欧州大陸に新会社を設立し、1999年度には欧州全体で約400億円の売上を見込んでおります。
【新会社の概要】
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1998年1月 Fujitsu Telecom Deutschland GmbH 社長 小森浩二(前 通信海外事業本部担当部長) ドイツ・ヘッセン州ドライアイヒ 3百万マルク(約2億円) 当社100% ATM交換機、xDSL等の加入者系装置・基幹系大容量 通信装置の販売・保守・技術サポート |
以上