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1998年2月24日
ウェブ・ティービー・ネットワークス株式会社
富士通株式会社
報道関係各位

WebTV[TM](ウェブ・ティービー)日本法人に富士通が資本参加

ウェブ・ティービー・ネットワークス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:間宮義文、資本金12億円)、ウェブ・ティービー・ネットワークス・インク(本社:米国カリフォルニア州、社長:スティーブ・パールマン)、富士通株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:関澤 義、資本金2,483億円)の三社は本日2月24日、富士通株式会社からウェブ・ティービー・ネットワークス株式会社への出資に関する契約を締結します。この出資により、これまでウェブ・ティービー・ネットワークス・インクの100%子会社だったウェブ・ティービー・ネットワークス株式会社は、ウェブ・ティービー・ネットワークス・インクと富士通株式会社の合弁会社となります。

富士通株式会社からウェブ・ティービー・ネットワークス株式会社への出資は二段階に分けて行われ、同時にウェブ・ティービー・ネットワークス・インクによる追加出資も行われます。手続は1年後を目途に完了し、資本金は現在の12億円から42億円に増資されます。最終的な持ち株比率は、ウェブ・ティービー・ネットワークス・インクが75%、富士通株式会社が25%となります。

ウェブ・ティービー・ネットワークス株式会社は今後、富士通株式会社の持つネットワークサービス事業での優れたノウハウと同社との強固な協力関係を得ることにより、家庭向けインターネットサービス事業を一層伸長させ、国内におけるWebTVの普及を図る一方、家庭向けインターネットサービス分野での地位確立を目指します。

富士通株式会社は既に1997年より、ウェブ・ティービー・ネットワークス株式会社との業務提携に基づき、WebTVネットワーク運用センターの構築及び運営、課金システムの提供を行ってきたほか、インターネット接続サービスプロバイダーの一つとしてWebTVにアクセスポイントを提供しています。またコンテンツプロバイダーの一つとして、WebTVに最適化したコンテンツの開発、提供も行っています。
富士通株式会社は今後、WebTVを家庭向けのみならず企業や団体などにおける特定用途向けに普及させていく分野においても、WebTVのサービス及び端末をシステムソリューションの一環として販売していきます。

WebTVは、テレビと同じ操作感覚でインターネットを利用できる初めてのネットワークサービスです。専用の端末を家庭用テレビと電話に接続し、簡単なリモコン操作を行うだけで、インターネット上のコンテンツをテレビで最も美しく高速に表示できるよう最適化された形で閲覧できるほか、電子メールの送受信を楽しむことができます。ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークを高度に一体化することにより、インターネットに接続する際の複雑な作業を自動化し、端末側で常に最新技術に対応したインターネットサービスを利用することを可能にしました。家族での利用を考慮し、加入者を含めて6人分の独立した利用環境と電子メールアドレスを設定できます。

ウェブ・ティービー・ネットワークス株式会社はWebTV Networks Inc.の日本法人として1997年8月11日に設立された会社です。家庭のテレビでインターネットが利用できる「WebTV」を、1997年12月1日より国内向けにサービス開始しました。

WebTVはWebTV Networks, Inc.の米国における登録商標であり、その他の国における商標です。


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