[ PRESS RELEASE ] |
![]() 1998-0039 平成10年2月19日 富士通株式会社 |
当社はこのほど、日本電産株式会社(本社: 京都市、代表取締役社長: 永守 重信)と株式会社コパル(本社: 東京都板橋区、代表取締役社長: 亀井 眞人)とが、包括的な事業協力関係を構築することに伴い、当社の保有するコパル株式の全てにあたる710万株(発行済株式総数の13.0%)を日本電産に平成10年2月27日を目途として譲渡することについて、日本電産との間で基本的合意に至りました。
本件は、主力製品であるモーター事業分野における今後の更なる小型化・精密化に必要な要素技術を求めている日本電産と、精密部品分野の拡大を求めるコパルとの相互のニーズが合致したものであり、今後、両社のシナジー効果を活かして事業協力関係を構築するものです。当社は、両社の事業協力を支援するために株式を譲渡することに致しました。
精密コンポーネント部門を中心としたメカトロニクス分野の一層の充実を目指しているコパルにとって、多くの事業分野・グループ企業を有する日本電産と関係を強化できることは、新市場の開拓による事業規模の拡大、研究開発力・提案力の強化による企業発展の追求等の面で多くのメリットが期待できるものと考えています。
当社にとっても、日本電産は重要な取引先の一つであり、コパルとの協力により両社の事業が強化されることは、大きなメリットがあると考えております。
以 上