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1998-0165
平成10年8月6日
富士通株式会社

世界最小サイズの64MビットシンクロナスDRAM量産開始

当社はこのほど、64MビットシンクロナスDRAM(SDRAM)の新製品として、世界最小サイズの高速品(Intel PC/100MHz:CL=2対応(*))3品種『MB81F641642D/MB81F64842D/MB81F64442D』を開発し、平成10年9月にサンプル出荷,10月から量産を開始いたします。

近年、SDRAMはその高速性が認識され、従来主流であったEDO DRAMに代わって、パソコンやワークステーションのメインメモリとして広く採用されています。
また、現在のパソコンに使われるDRAMは、PCメモリ・バス・クロック66MHz動作から、PC/100(*)規格と呼ばれるPCメモリ・バス・クロック100MHz:CL=2対応動作が主流になりつつあります。

このような高速品への要求に応えるため、当社では回路の工夫と0.22ミクロンプロセスの採用により、世界最小のチップサイズ(51.34mm2)を実現し、さらにアドレス・アクセス・タイムを従来の26ナノ秒以下相当から16ナノ秒以下相当まで高速化を図り、PCメモリ・バス・クロック100MHz動作を可能にしております。

【サンプル価格】1,600円
【出荷時期】量産 平成10年10月
【販売目標】300万個/月

* PC/100対応
インテル社が97年秋に「PC SDRAM Specification」と言うパソコン用SDRAMの仕様書を発表した。
その中で規定されているSDRAM規格のうち、ベースクロック100MHzに対応したもの。

以 上


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