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1998-0082
平成10年4月30日
富士通株式会社

パソコンで3次元CGを使ったプレゼンテーションが簡単にできる

建築用CGプレゼンテーションソフトウェア「SuperBLD/CG2 for Windows」新発売

当社はこのほど、建築分野での営業業務、設計業務を強力に支援するCGプレゼンテーションソフトウェア「SuperBLD/CG2 for Windows Ver.1.0」(スーパービルドシージーツー)を開発し、建築会社、リフォーム会社、および家具販売業など向けに、4月30日より販売を開始いたします。

近年、建設会社で施工する建物や、部屋などを紹介するプレゼンテーションでは、コンピュータ・グラフィックス(CG)により、建物の完成イメージや、部屋のレイアウトから家具などのインテリアまでを立体的に、よりわかりやすくイメージを伝えることに主眼がおかれています。 今までは、平面図や立面図などの2次元図面での説明が中心でしたが、大規模マンションや大型事業などでは、頻繁にCG映像が使われるようになってきています。

本ソフトウェアは、CGの専門的知識がなくても簡単な操作パターンを覚えるだけでCG画像を作成できるため、大手建設会社だけでなく、リフォームや家具のインテリア会社でもお使いいただけます。建築分野で必要となるプレゼンテーション機能を豊富に備えており、パソコンの画面上で、建物の外観や、玄関、リビングなど施主が求めるあらゆる場所を3次元で見ていただけます。簡単に壁紙を変えたり、テーブルやソファを置いて部屋のイメージを作成することや、近隣の建物を入力することにより、冬至や夏至、朝や夕方など指定の日時にどれだけ影になるかを見ることもできます。また、CGで作った建物の内外をリアルタイムにゲーム感覚で歩き回ること(ウォークスルー)や、アニメーションをビデオに録画することも可能です。

さらに、一般的に建築CGソフトは対象のCADソフトを限定していますが、本ソフトウェアは、他のCADデータ(DXF*1, VRML*2)を読める機能を用意しているため、既存データなどと連携できます。

【価 格】70万円 (税別)
【出荷開始】1998年5月25日より
【販売目標】3年間で500本
【動作環境】 FMVシリーズ
Windows95, Windows NT 4.0
メモリは、64MB以上を推奨
インストール時に40MB〜90MBのディスク容量が必要
*OpenGL対応アクセラレータの搭載を推奨します。

【主な機能】

(1)ファイル入出力

(2)視野

(3)光源

(4)質感

(5)表示効果

(6)プレゼンテーション

*BLDは、富士通の登録商標です。
*Windows,WindowsNTは、米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における登録商標です。
*DXFは、米国Autodesk,Incの登録商標です。
(注) *1 DXFは、米国Autodesk社が規定、公開しているCAD図面ファイル形式です。
*2 VRMLは、インターネットに対応する3次元グラフィックスの記述言語です。
*3 BMPおよびJPGは、イメージデータのファイル形式です。

以上


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