[ PRESS RELEASE ] |
![]() 1998-0071 平成10年4月16日 富士通株式会社 |
当社は、親局・屋外子局・戸別受信装置において高機能化を実現した新型市町村防災行政無線システム『FC4380シリーズ』の販売を 4月16日より開始いたします。
市町村防災行政無線システムとは、災害が発生した際に被災地域の住民に対して的確な情報を迅速に提供することにより被害を最小限に抑えることを目的とし、平常時においては一般行政連絡や案内サービス等、日常の生活情報の伝達にも多様に活用されている自治体(市町村)向け通信システムで、市町村庁舎に設置する親局や屋外に設置し拡声通報を行う屋外子局、家庭内に設置する戸別受信装置等から構成されています。
『FC4380シリーズ』は、従来当社で販売していた『富士通市町村防災行政無線システム』に比べ、親局の操作卓について業務効率性/信頼性の向上を図り、屋外子局戸別受信装置についても多様な顧客ニーズに対応できる機能を実現しております。
操作卓については大型液晶タッチパネル方式を採用し、見やすさとワンタッチ操作で業務効率性の大幅な向上を図り、二重化ハードディスクの採用によりシステム信頼性の向上も実現しております。
屋外子局については、従来の装置外付けタイプに加え、周辺環境を配慮した装置本体の鋼管柱体内実装タイプをご提供いたします。
戸別受信装置については、各種乾電池(単一、単二、単三)の使用を可能とし、乾電池の装置前面からの交換を可能とすることで、使いやすい構造としました。
【販売目標】 | 年間30システム |
【価 格】 | 約2千世帯の場合で約1億5千万円 約4千世帯の場合で約3億円 ※システム価格は構成により異なります。 |
【出荷開始】 | 平成10年8月より |