HabitatII は、当社と、当社の米国法人「Fujitsu Software Corporation」(カリフォルニア州サンノゼ)
との共同開発による製品です。FSC では、HabitatII と同一のシステムを利用して、バーチャルコミュニティ
サービス『WorldsAway(ワールズアウェイ)』を、Compuserve 上にて 1995年9月より提供しております。
WorldsAway は Compuserve のネットワークを通じて欧米、日本をはじめ全世界の約150ヶ国から利用が
可能であり、1996年11月現在、約5万人の利用者を獲得しています。
日本の HabitatII 同様、仮想都市「DreamScape」の中に独自のコミュニティを形成しており、
実際の結婚式を WorldsAway 内で行うカップルが現れるなどの事件も起こっています。
他のサイバースペースサービスでは見られないこれらの現象は、各方面で多大な反響を呼び、
NewsWeek 誌では「ベスト・サイバースペース」に選出されています。
・「WorldsAway」ホームページ : http://www.worldsaway.com/
自分と相手が同一レベルの社会的存在であることが把握しやすい HabitatII/WorldsAway の特性は、
小規模コミュニティのためのコミュニケーションのツールとしても注目されています。
同性愛者コミュニティのためのネットワークを運営する「Pride Media, Ltd.」(カリフォルニア州
サンフランシスコ)は、FSC および Compuserve と共同で、WorldsAway の通信ソフトウェアで
利用できる、メンバーの交流のための仮想空間「Pride! Universe」を開発し、1996年10月1日より
Compuserve 上でサービスを開始しました。
Pride Media 社が運営する Compuserve 上のフォーラムは月に100万件以上のアクセスがあり、
「Pride! Universe」もサービス開始後1ヶ月で約2,500人の利用者を獲得しています。
・「Pride Media, Ltd.」ホームページ : http://www.pridemedia.com/
韓国においては、チェイルC&C株式会社(ソウル市)が当社および韓国富士通株式会社から
ライセンスを受けて、HabitatII の韓国版である「ユリドシ(硝子都市)」を、1997年5月より運営しています。
「ユリドシ」の仮想空間は、日本の HabitatII の仮想空間をベースに、韓国オリジナルの要素を付加したものとなって
います。特にアバターの顔などは、韓国のプレイヤー好みに合わせて、日本とは違った雰囲気のものが増えています。
韓国には複数のパソコン通信プロバイダがありますが、「ユリドシ」は1997年8月現在、Hitel、Nownuri、Unitel、Mynet
の4プロバイダからアクセス可能となっています。このため、プレイヤーにとっては、通信プロバイダの枠を超えた
コミュニケーション手段となっています。
東京都マルチメディアシステム協議会殿が、臨海副都心地区で1996年6月より実施している「東京都臨海副都心マルチメディア実験」においても、
居住者コミュニティの交流を目的として HabitatII 応用システム「ゆりかもめネット」が運営されています。
・『ゆりかもめネット』ホームページ : http://www.kamome.tokyo-teleport.co.jp/
当社では、『HabitatII』『WorldsAway』で培った技術をベースに、さらに機能を充実させ、
オンラインコミュニティを容易に構築できるシステム「サイバーコミュニティ」として、
多方面での活用を計画しています。