[ PRESS RELEASE ]

平成9年9月25日
株式会社富士通九州システムエンジニアリング

業界で最大規模の登録数
液晶データベースの新バージョン『LiqCryst 3.0(リクリスト)』発売

富士通九州システムエンジニアリングは、液晶化合物のデータ検索システムの新バージョン『LiqCryst 3.0』を10月1日から販売します。
『LiqCryst』は、ハンブルグ大学(独) のDr.Villが開発した液晶DBシステムで、当社が販売ライセンスを取得し、1995年よりアジア全域で提供を行っています。今回のバージョンアップで検索時間が大幅に短縮され、また液晶化合物の登録数も68,500件から72,000件へと増加しました。

液晶(*1)の化合物は、現在新規情報が大幅に増加しており、必要な情報にアクセスすることは大変時間のかかる作業になっています。液晶化合物のデータ検索システムである『LiqCryst 3.0』は液晶研究者が化学構造・部分構造・物理的データ・参考文献などの項目について迅速にアクセスし研究活動を円滑に進めることを可能にしています。

【提供価格】 1,300,000円 (ご購入後1年間のアップデート料を含む)

【LiqCryst3.0の特長】

【動作環境】

【代表取締役社長 】柴田善次郎
【 設 立 】昭和56年7月20日
【 会社所在地 】〒814 福岡市早良区百道浜2-2-1 富士通九州R&Dセンター

*1
液晶とは1888年にReinitzer とLehmann により発見されたもので、液体でありながら結晶の特徴である秩序性を兼ね備えた化合物です。現在の用途としてはテレビ、時計、パソコンのディスプレイ装置、またエンジニアリングプラスチックとしてエンジン室内の耐熱部品などにも使われています。特に、液晶ディスプレイの市場は1兆円を超えると言われる成長分野です。

*2
サーモトロピックとはライオトロピックに対して使われる言葉で前者は温度変化により液晶状態が実現できる物質を意味し後者は水とか有機溶剤と共存することにより液晶状態が実現出来る物質を意味します。

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