[ PRESS RELEASE ] |
![]() 1997-0209 平成9年10月20日 富士通株式会社 |
当社はこのほど、中小規模構内LAN間接続、デジタル多重化装置の構内延長等の構内高速データ伝送用として、最高速度毎秒1.5メガビットの伝送を実現する高速構内モデム『AX1.5M』の販売を10月20日から開始いたします。
現在、データ伝送市場では 従来からの文字情報の伝送に加え、動画像、音声等のデータ伝送量の大幅な増加に伴い、インフラの高速化が進んできています。
特に、基幹伝送など毎秒128キロビットを超えるデータ伝送では、光ファイバーケーブルを用いた 光伝送方式が主に使用されていますが、高速伝送を実現する代償として、ケーブル敷設に伴う 高額な費用(ケーブル、工事費用)が発生するという問題があります。
このような背景から、市場では 既にインフラとして整備されている既存の構内電話線(メタリックケーブル)を使用した より高速なデータ伝送が要求されています。
当社ではこうしたニーズに応えるため、構内電話線を使用し 最高通信速度毎秒1.5メガビット、最高伝送距離5km(メタリックケーブル口径0.9mm使用時)を実現した、高速構内モデム『AX1.5M』を開発いたしました。
【標準価格】
・AX1.5M本体価格 | : | 35万円/1台 |
・G.703インタフェースボード(オプション) | : | 5万円/1台 |
・X.21インタフェースボード(オプション) | : | 5万円/1台 |
【販売目標】 | 3年間で1万台 |
【出荷時期】 | 平成9年12月末より順次出荷予定 |
【製品の特長】
【製品仕様】
機器名(型名) | : | AX1.5M(F1973AX) 4線式構内回線(4Wメタリックケーブル) | |||||||||
動作モード | : | 4線式 全二重 | |||||||||
回線速度 | : | 1.544Mbps/1.536Mbps/384Kbps | |||||||||
伝送方式 | : | 富士通独自方式 | |||||||||
接続形態 | : | Point to Point | |||||||||
DTE接続インタフェース | : |
| |||||||||
伝送距離 | : |
| |||||||||
使用電源 | : | AC100V±10%,50/60Hz | |||||||||
電源形状/ケーブル長 | : | 平行2Pアース付/3m | |||||||||
消費電力/発熱量 | : | 35VA以下/25Kcal/h | |||||||||
環境条件 | : | 温度:0℃~40℃, 湿度:35%~85% | |||||||||
外形寸法・重量 | : | 210(幅)×350(奥行)×62(高)mm(ゴム足含まず)/3kg |
-以 上-