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1997-0059
平成9年3月31日
富士通株式会社
アジアでのソリューションビジネス強化に向け

統括会社「富士通アジア」を設立

当社はこのほど、アジア市場での情報システムビジネス拡大のため、アセアン地域(シンガポール,マレーシア,タイ,フィリピン,インドネシア)を対象とするアジア統括会社「富士通アジア(Fujitsu Asia Pte.Ltd)」(略称FAPL)をシンガポールに設立いたしました。

新会社(FAPL)の設立により、アセアン地域における当社の情報システムビジネスを統括し、経営資源の共有化を図ることを通じて、顧客サポート体制の充実、経営意思決定の迅速化など、急速に発展するアジア市場への対応を強化してまいります。

当社は、従来より各国の現地拠点を中心に金融・流通・製造業向けのハードウェアを主体とした情報システムビジネスを進めてきましたが、今後は、それらを一層推進するとともに、ソフトパッケージおよびサービスビジネス、政府公共関連のシステムソリューションビジネスを強化します。さらに将来的には、アウトソーシング事業、ネットワークビジネスにも進出する予定です。

[新会社の概要]
1.設立年月:1997年3月11日
2.操業開始:1997年4月
3.社 名:富士通アジア
英語名称 Fujitsu Asia Pte.Ltd(略称:FAPL)
4.代表者:社長 池上 幸弘
5.本 社:シンガポール(TeleTech Park,Singapore Science Park II)
6.資本金:964万シンガポールドル(約8億2900万円)
7.出資比率:富士通 100%
8.従業員数:約70名(設立時)
9.業務内容: グループ会社への事業支援、地域総合計画の立案・推進、
新規ビジネスの開拓、国際調達 など
10.売上計画: [2000年度連結ベース] 約600億円
(96年度のグループ会社計:約150億円)
11.グループ会社:
FCSL: 富士通コンピューターズシンガポール
(情報処理機器の販売・サービス)
FPI: 富士通フィリピンズインク
(情報処理機器, 通信機器の販売・サービス)
FSI: 富士通システムズインドネシア
(情報処理のサービス)
FSBT: 富士通システムズビジネスタイランド
(情報処理機器の販売・サービス)
FSBM: 富士通システムズビジネスマレーシア
(情報処理機器の販売・サービス)
FCSM: 富士通コンピュータシステムズマレーシア
(情報処理機器の販売・サービス)

以上


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