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1997-0120
平成9年6月11日
富士通株式会社

FMVシリーズ ビジネス用途向けデスクトップパソコンのラインアップを一新
MMX対応機種の拡充及びネットワーク機能の充実

〜体積比が約1/4の省スペース型パソコンもあわせて発売〜

6233d8

当社はこのほど、FMVシリーズのビジネス用途向けデスクトップパソコンのラインアップを一新し、タワー型から普及型モデルまで8機種15モデルを開発し、本日より販売を開始いたします。

今回、MMXに対応した最新のCPU「Pentium(R)IIプロセッサ」を搭載した機種として、タワー型「FMV-6266T6」(5月7日発表済)に加え、コストパフォーマンスに優れた普及型「FMV-6233D8」を提供いたします。
本モデルは、クロック周波数233MHzのPentium IIプロセッサの搭載をはじめ、LANインタフェース/大容量3.2GBハードディスク/最大16倍速CD-ROMドライブユニット(注1)の標準搭載等をおこない、40万円を切る、低価格38万8千円(Windows95モデル)を実現しました。
また、「MMX(R)テクノロジ Pentium(R)プロセッサ」を搭載したタワー型「FMV-5200T6M」及び、普及型「FMV-5166D8M」もあわせて提供いたします。
さらに、その他の機種についても、SDRAM(注2)/最大16倍速CD-ROMドライブユニット/大容量ディスクの採用など基本性能の向上を図り、シリーズ全体として大幅なプライスパフォーマンスの向上を実現しております。

ビジネス用途向けモデルでは従来より、企業利用で要求される高信頼性と高速ネットワーク対応を実現するため、全機種でECC(注3)のサポート、高速LANインタフェース(100BASE-TX)の標準装備をおこなってまいりました。
今回、クライアントサーバ環境の効率的な運用を可能とする「Intel LANDesk(TM) Client Manager 3.0J」(注4)を全機種に標準添付するとともに、普及機ではLAN上からのリモートでの電源のON/OFFを可能とする「Wakeup on LAN」(注5)機能をサポートしており、システム管理者の負担をさらに軽くすることができます。

さらに、上記ラインアップに加え、従来のデスクトップ機の1/4の体積比を実現した省スペース型パソコン「FMV-5166L」も同時に商品化いたします。
本商品は、「MMX(R)テクノロジ Pentium(R)プロセッサ」 を搭載し、最大20倍速CD-ROM/LANインタフェースを標準装備しており、液晶ディスプレイ(別売)と組み合わせることにより、オフィスにおける机上のスペースをさらに有効利用できます。

今回の新商品にあわせ、Javaアプリケーションの高速な実行環境を提供する「J Acceralater V1.0」やホスト連携ソフトなどの新規アプリケーションの提供もおこなっております。

【新商品の価格】

[Windows95プレインストールモデル(キーボード付,CRT別売)の本体価格]

【提供時期】平成9年6月末より順次提供

【添付資料】新規発表商品一覧

【本体仕様】

(注1)
「最大16倍速CD-ROM」
最大16倍速、平均13倍速CD-ROM
(FMV-6200T6/5200T6M/5200DE6/6233D8/6200D8で標準搭載)

(注2)
「SDRAM(Synchronous DRAM)」
CPUのクロック周波数に同期して動作し、最大15nsの高速なデータ転送速度を実現したメモリ。
(FMV-5200T6M/5200DE6/5166D8M/5166D8/5133D8/5166Lで標準搭載)

(注3)
「ECC」
Error Checking and Correctingの略。メモリでデータに1ビットエラーが生じた場合に、データの復元を自動的におこなう機能です。

(注4)
「Intel LANDesk Client Manager 3.0J」
Windows 95/WindowsNT上で、 ハードディスクや電源,ファン等を監視します。

(注5)
「Wakeup on LAN」(今回、普及型モデルでサポート)
手元のパソコンからLAN上の別のパソコン(電源OFF状態)をリモートコントロールで、パワーONできる機能。
「Power MANagement for Windows V1.1」(別売)と組み合わせることで、LAN上からのリモート電源制御ができ、より高度なネットワーク運用を可能としております。

〔登録商標〕

以上


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