[PRESS RELEASE]
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1997-0016
平成9年2月3日
富士通株式会社
株式会社PFU
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日本初のイントラネット対応の情報配信システム「Broadia(ブローディア)」の提供
富士通株式会社、及び株式会社PFU(社長:加藤 榮護、東京本社:東京都世田谷区)は、この程、国内で初めて、企業内で利用する情報をイントラネットのサーバからクライアントへ自動配信する情報配信システム「Broadia」を本年3月初旬より販売を開始いたします。
同時に当システムを適用したイントラネットの環境構築サービスもあわせて3月初旬より開始いたします。
「Broadia」は、企業/団体などのサーバ内に、既に構築されている各種情報をクライアントへ自動配信するソフトウェアツールであり、当製品の利用により、従来型のWeb利用の制限、例えば、「情報取得にクライアントのオペレーションが必要」などや、既存の情報配信システム/サービスにみられた制限、例えば「発信情報の種類が情報サービスプロバイダの制約を受ける」などを解消。
企業/団体などの独自情報を希望する時間に自動配信するプッシュ型の情報配信が可能となります。
- Broadiaの特長
- イントラネット上で特定の外部サーバに依存しない、お客様独自の情報配信を実現。
「毎朝全社員に一斉に情報を伝達する」「リアルタイムに社内ニュースを届ける」等が可能。
- 情報を特定の人に限定して配信することが可能。
- WWWサーバに登録した情報をそのまま利用した配信が可能。
- クライアントツールはサーバからリモートメンテナンスが可能。
- 複数の「Broadia」サーバを配置することにより、情報配信処理を
分散させネットワーク負荷を軽減
- サービス概要
- 富士通
- インターネットサーバ構築支援サービス「InfoCares」のメニューとしてブロードキャスティング環境構築のサービスを実施いたします。
- PFU
- 総合サービス体系「S&S」のメニューとして「Broadia」の導入支援サービス、Q/Aサービスなどを実施いたします。
サービスは順次拡張予定であり、サーバのアウトソーシングサービスも計画中。
- 提供日
- 3月初旬
- 販売目標(今後2年間)
- 6,000サーバシステム
- 「価格」及び「ハードウェア/ソフトウェア環境」
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サーバツール
- <価格>
- ◇基本機能(10クライアントツール を同梱):150,000円
- ◇アクセス制御機能オプション*1 :100,000円
- ◇CM機能オプション*2 :600,000円
- *1:コンテンツのパスワード管理やクライアントを限定した配信が
可能となります。
- *2:アニメーションによる動画情報の配信が可能となります。
- <ハードウェア環境>
- ◇Microsoft Windows/NTが動作する環境PC/AT 互換機
- (ネットワークアダプタ(NIC) が装備され、ネットワークへの接続が
行える状態になっていること)
- ◇32MB以上の実装メモリ(64MB 以上推奨)
- ◇CPU Pentium 133MHz以上推奨
- <ソフトウェア環境>
- ◇Microsoft Windows/NT(3.51以上) Operating System
- ◇IIS Version1.0以上
- ◇Netscape Navigator 2.0以上
- クライアントツール
- <価格>
- ◇ 10ライセンス: 28,000円
- ◇ 100ライセンス: 250,000円
- ◇ 500ライセンス: 1,100,000円
- ◇1,000ライセンス: 2,000,000円
- <ハードウェア環境>
- ◇Microsoft Windows95 が動作する環境PC/AT 互換機
- ◇CPU Intel i486 66MHz 以上 (Pentium 75MHz 以上推奨)
- ◇TCP/IPが接続ができるネットワークアダプタ
(ネットワークへの接続が可能な状態)
- <ソフトウェア環境>
- ◇Microsoft Windows 95 Operating System
- ◇Netscape Navigator 2.0 以上
- サービスの価格
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- ◇個別見積となります。
- このような分野でご利用いただけます。
- ◇一般企業:イントラネット/販社間情報/ユーザサービス
- ◇流通業:バーチャルモール/kiosk端末 他
- ◇教育機関:通信教育/情報収集/情報交換
- ◇官公庁:官報 他
- ◇特定業界間:情報収集/情報交換
- 製品の詳細特徴
- <サーバツールの特長>
- ◇インターネットを含めたイントラネット上で階層的なサーバ構成が可能
- ・既存のWebサーバ(Windows/NTサーバ)へのインストールが可能
- ・ミラーリング機能により、他のBroadia サーバへ情報を複製し、そこから配信することによって、ネットワークトラフィックの負荷軽減/レスポンスの向上を実現
- ◇サーバ管理者の負担の少ない運用/管理を実現
- ・他のBroadiaサーバに登録/削除された情報は、システム管理画面に自動的に通知
- ・指定のクライアントへ必要なコンテンツのみを自動的かつ定期的に配信
- (必ず伝えなければならない情報は強制的に配信も可能)
- <クライアントツールの特長>
- ◇「InfoReader(ブラウザ)*3)」「InfoTelopper(テロップ)*4」「InfoPlayer(スクリーンセーバ)*5」の3つの選択可能な形式で受信した情報のタイトルを表示
- ・利用者が詳細な情報を知りたい場合にタイトルをクリックするだけで、WWWブラウザと連携し、イントラ/インターネットのWebページへ直接アクセス
- ・サーバへ指定した時間で配信要求
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*3:WWWブラウザと連動した画面で表示する機能です。
- 必要な情報のチャネル(コンテンツメニュ)を選んでクリックするだけで関連情報を表示します。
- *4:情報のヘッドライン(タイトル)をテロップで表示する機能です。
- 作業中でもヘッドラインをクリックすれば,InfoReaderでコンテンツ
を表示します。
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*5:情報のヘッドライン(タイトル)をスクリーンセーバ上で表示する機能です。
パソコンを使用しない時間が一定時間を超えるとスクリーンセーバモードに切替り、スクリーンセーバ上にヘッドラインが表示されます。
- このヘッドラインをクリックすれば、InfoReaderでコンテンツを表示します。
- ・Microsoft WindowsおよびIIS は米国Microsoft Corporationの米国および
その他の国における登録商標です。
- ・Netscape Navigatorは米国Netscape Communications の登録商標です。
- ・製品名または会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。