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平成9年2月18日
(株)富士通静岡エンジニアリング

開発者の悩みを解決するアプリケーション「C++仕様書工房」新発売

〜 C、C++で開発したプログラムの仕様書を自動作成・管理 〜

(株)富士通静岡エンジニアリング (代表取締役社長:田口尚三、本社:静岡県静岡市)は、Windows95およびWindowsNTに対応した、アプリケーションプログラムの仕様書を自動作成する「C++仕様書工房」を開発し、3月3日から富士通と当社で販売を開始いたします。

本製品は、CまたはC++で記述したソースプログラムから仕様書を自動的に作成・管理することで、今まで、アプリケーション開発者が行わなければならなかった仕様書作成作業を軽減するリバースエンジニアリングツールです。 本製品により自動的に作成されたアプリケーションプログラムの仕様書は、常に最新のプログラムとタイムラグがないように管理されます。
また、静的解析結果に基づく仕様書はプログラムと対比して閲覧することができるため、ビジュアルな静的解析ツールとしての利用も可能です。

加えて、離れた開発者とアプリケーションプログラムの仕様情報を共有するための、WWWブラウザで表示可能なHTML形式への変換機能、UNIXで開発を行ったソースプログラムからも仕様書を作成することもできるなど、開発の現場を越えてノウハウの共有化を強力に推進します。

[価格]
48,000円 (税別)

[出荷時期]
平成9年3月3日より

[販売目標]
今後1年間で、1,000本の販売を見込んでいます。

[提供媒体]
CD-ROM

[動作環境]
FMVシリーズなどのPC/AT互換機で、Windows95、WindowsNT 3.51/4.0が動作するパソコン。

[販売ルート]
富士通、富士通静岡エンジニアリングより販売します。

[発売記念特別キャンペーン]
平成9年4月30日までにご注文いただいた方には発売記念特別価格38,000円(税別)にてご提供いたします。

[主な機能と特徴]
  1. CまたはC++で記述されたソースプログラムから仕様書を自動生成。各種C処理系製品に対応しています。
    C++仕様書工房は、CまたはC++で記述されたソースプログラムから、19種類の仕様書(解説1)を自動生成します。 Microsoft Visual C++はもちろん、各種のC処理系製品(解説2)で記述されたソースプログラムまで幅広く対応しています。

  2. 静的解析ツールとしてお使いいただけます。
    C++仕様書工房が生成した仕様情報は、ソースプログラムと対比しての閲覧が可能。ビジュアルなスタティックアナライザとしてプログラム解析に利用できます。

  3. お客様がお使いの書式に合わせた仕様書のレイアウトができます。
    C++仕様書工房は、仕様書の形式をお客様が実際にお使いの書式(位置、書体、線、等)にレイアウトすることができます。印刷された仕様書は、従来の納品物としてそのままご利用いただけます。

  4. HTML形式で仕様情報を保存。任意のWWWブラウザで閲覧できます。
    仕様情報は、HTML形式で保存できますので、社内のイントラネット、あるいはインターネット環境をお使いいただくことで、離れた場所の人との情報共有ができます。

  5. UNIX資産も解析の対象となります。
    パソコンとUNIX上の資産をネットワークドライブ接続することで、直接UNIX上の資源の処理が可能、プラットフォームを越えた運用ができます。

[解説1: 19種類の仕様書]
ファイル一覧、ファイル順取り込み図、ファイル逆取り込み図、構造体一覧、構造体説明、クラス一覧、クラス順階層図、クラス逆階層図、クラス説明、クラス参照一覧、クラスメンバ一覧、メンバ関数インターフェース、関数一覧、関数順呼出し図、クラス逆呼出し図、関数インターフェース、外部変数一覧、外部変数参照一覧、構造体メンバ一覧

[解説2: 各種のC処理系製品]
Microsoft VisualC++、Microsoft C++、Borland C++/Turbo C++、Watcom C/C++、LSI C-86を標準でサポート。その他につきましても、C++仕様書工房の持つカスタマイズ機能で対応が可能です。

以上


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。